
こんにちは。
今回は、可愛いワンちゃんとのお散歩中のトイレマナーについて考えていきたいと思います。
はじめて犬を飼って、そろそろお散歩をさせようかな~とお考えの方、
その前に一度、トイレマナーに対する意識チェックをしてみてはいかがでしょうか。
お散歩をするとご近所の方との交流も増えることになりますが、
ご近所さんたちと円滑な関係を築き、楽しくお散歩をしていくためには、他人が不快にならないよう、犬のトイレマナーを守る必要があります。
マナーを守るためにしっかりと対策をして、ご近所さんと、ワンちゃんを通した心地よいコミュニティを作り上げられるとよいですね。
さらに、昔から犬を飼っており、ずっとお散歩をしているという飼い主さんもこの機会にチェックをしてみましょう。
お散歩マナーは時代とともに変化しているため、新たな気づきがあるかもしれません。
もくじ
あなたは大丈夫?お散歩中のトイレマナー意識チェック
では早速、今現在の、お散歩中のトイレマナーに対する意識をチェックしてみましょう。
・面倒なので犬のうんちは放置してしまう
→これは絶対にやめましょう。犬のフンを放置した場合は、法律においても「軽犯罪法違反」となり、処罰の対象になります。
・たとえ他人の家の塀であったとしても犬がおしっこをしてしまうのは仕方ない
→飼い主さんからしてみたら仕方がないで割り切れることかもしれませんが、
他人からしてみると自分の家におしっこをかけられることは、とても不潔に感じてしまいます。
自分本位にならずに、相手に迷惑がかからないようにすることが大切といえます。
・お散歩=犬のトイレタイム!
→これは大きな間違いです。
ワンちゃんのお散歩はトイレのためでなく、健康やコミュニケーションのために必要なのです。
▼犬にとってなぜお散歩が大切なのかという具体的な説明は、こちらの記事にまとめているので、気になる方は、こちらもチェックお願いします。▼
また、他人に迷惑がかかるために、犬の縄張り意識や発情期に伴うマーキングを抑制させることを、「犬がかわいそう」と思う方もいるかもしれませんが、
①小さいころからしつけをしたり、②去勢をしたり、③散歩中リードを短く持って、してはいけないところでマーキングをするのを防いだりすることで、ストレスなく、自然とマーキングをしないことが習慣になっていきます。
ただ、マーキングをした際に強く叱ったり怒鳴ったりしてしまうと、ストレスや恐怖を感じ、逆効果になってしまうこともあるため、しつけをする場合は、褒めてあげながら根気よく続けていきましょう。
マーキングを抑制することは、犬が人間社会で生きていくために必要なことだと考えられます。
飼い主さんが責任をもってしつけについて考えるようにしましょう。
犬のトイレマナーを守るための対策
ではここから、犬のトイレマナーを守るための対策を、「犬のうんち編」、「犬のおしっこ編」に分けてお伝えしていきます。
犬のうんち編
・うんちは必ず持ち帰る、家のトイレに流す
これはもう常識になっていますね。
家の周りを歩いていても、『犬のフンは持ち帰りましょう』という注意書きを目にします。
臭いや汚れを残さないために、わんちゃんがうんちをした場合は、
すぐにトイレットペーパーで包み、持参してきたゴミ袋に入れましょう。
人目につかない場所だからといって処理を怠ってしまうのはNGです。
しっかり持ち帰り、自宅のトイレに流しましょう。
犬のおしっこ編
・ 犬がおしっこをしたところはマナー水で流す!
ワンちゃんのおしっこの臭いをけすために、ペットボトルや水筒に入れた水を持参し、ワンちゃんがおしっこをしたら、そこに水かけて流すようにしましょう。
このマナー水についても、段々とお散歩の常識になりつつありますね。
しかし、実は最近、「マナー水だけで処理したつもりにならないで」、
「水をかけただけで臭いや汚れはとれない」という声も上がっているのです。
そんな苦情を言われないために、マナー水の持参だけでなく、以下のことにも留意する必要がありそうです。
・お散歩前にトイレを済ませる
ワンちゃんがお散歩中にトイレをするのは仕方がないこと、と開き直ってはいけません。
家の中で、ワンちゃんがトイレをしたことを確認してからお散歩に行くことで、ワンちゃんが外でする量が減らせます。
マナー水だけではあまい!と認識され始めている今の時代、飼い主さんがワンちゃんのトイレを観察して、
タイミングを調整できるよう心がけましょう。
・ 他の人の家の壁や塀でさせない
3つ目の対策は、他の人の家の壁や塀でおしっこをさせないことです。
先ほど上がった苦情の声も、実は、家の壁でおしっこをされたという人たちのものが多いのです。
これは、トイレマナーの意識チェックでも述べましたが、自分の立場に置き換えてみると、見知らぬ犬が家の壁や塀におしっこをしていって、飼い主はそれを水で流すだけ…というのは、やはりあまり腑に落ちませんよね。
きちんと流れていないと黒ずみになってしまうし、何より不愉快です。
そんなご近所さんのモヤモヤを増やさないためには、他の人の家の前でさせないよう、あらかじめしつけをすることも一つの手段となるのです。
☆こんなやり方もある ~トイレシーツの持参~
都会や住宅街で、おしっこをどこでさせたらいいか分からないという場合、トイレシーツを持参し、そこでさせることを教えるという方法もあります。
都会でワンちゃんを飼っている人は、割とこの方法を実行しているようです。
この方法は、マーキングを抑制させ、他人に迷惑をかけないようにするには有効ですが、散歩をはじめてすぐに覚えさせることが肝になってくると考えられます。
お散歩に関して苦情がよせられることに不安がある方は、ワンちゃんがあちこちでおしっこをする習慣がついてしまう前に、トイレシーツにさせることを覚えさせましょう。
コツとしては、ワンちゃんがおしっこをしたそうにウズウズしだしたら、トイレシーツを広げ、「ここでしていいよ」と教えてあげることがあげられます。
ワンちゃんの様子をしっかりと見ている必要があり、おしっこの回数が多いとなると毎回大変になってしまうため、「お散歩前にトイレを済ませる」などと併用して実行していくと良いのではないでしょうか。
おわりに
はじめてワンちゃんを飼う方には、他人を考慮したトイレマナーが必要であるということが理解いただけたかと思います。
また、もう既に長年お散歩をしているという方の中にも、
犬のうんちに対するマナーはしっかりと守れていても、おしっこの処理を徹底していなかった!
という方がいらっしゃったのではないでしょうか。
ワンちゃんが人間社会で生きていくためには、人間がしっかり優しく、しつけをしてあげる必要があります。
トイレマナーを見直して、健やかなお散歩生活を送っていきましょう!