【犬の口臭の原因】犬の口が臭いのは病気のサインかも?

ちょこ~~、とってこーい!

わんわんわん!!!

よくできたね!!よしよし!

はぁはぁ…

うんっ?!
くっっっっっさ~~~~

犬の口が臭いのかい?
それ、実は病気が原因の場合もあるんじゃよ

 

愛犬と遊びたいけど至近距離になるとなんだか臭いわんちゃんの口臭に悩まされたご経験はありませんか?

今回はわんちゃんの口臭の原因についてご紹介いたします。

この記事を読んでいただければ犬の口臭の改善に近づくことが可能です。

犬の口臭の原因は主に

  • 口の乾燥
  • 歯周病
  • 内臓疾患
  • 糖尿病

からくると言われています。

犬は、自分が食べるものを選ぶことはできませんし、自分で歯を磨くことももちろんできません。

犬の口臭は飼い主さんが引き起こしてしまっている可能性があります。

追いかける

生臭い口臭は口が乾燥しているから?

原因

生臭いニオイがしたら口内の乾燥が原因であることが多いです。

犬の口の中は普段は唾液で潤っていますが、口の中の水分が不足すると唾液が濃縮されて粘っこくなり、口臭の原因になります。

このように水を飲む量が不足、鼻炎などでの鼻づまりが原因で常に口を開けている状態では、口の中が乾燥してしまうので、唾液が濃縮され、「生臭い」「魚臭い」といった悪臭が発生してしまいます。

対策

夏場は暑く、口を開けている状態が続きます。

そのため、口臭が気になる季節になってきます。

室内にいるときは適切な温度管理をし、意識的にたくさんの水をあげることが大切です。

よくできました

腐ったような口臭は歯周病の証拠?

原因

腐ったようなニオイがしたら歯周病を疑いましょう。

犬の口臭の原因として多数を占めるのは歯周病です。

歯垢の中の細菌が原因となって起こる炎症です。

歯肉のみならず、ひどくなると歯や歯の周囲にある靭帯、歯を支えている骨にまで炎症が起こることがあります。
症状は、歯が抜けたり、あごの骨に影響し骨折したり、顔の皮膚に穴が開き歯根に溜まった膿がでたりします。この膿から生ごみのような腐敗臭がします。

今では、3歳以上の犬の約8割が歯周病を患っていると言われています。

対策

歯のケアをすることが重要です。

歯磨き効果のあるおもちゃなどを日頃から噛ませるのもよいでしょう。
乳歯から永久歯に生え変わる時期(生後半年ころ)に口腔内をチェックしてもらいましょう。
自然に抜け落ちない乳歯を抜歯することで将来の歯肉炎や歯周病の予防にもなります。

ごはんに混ぜるだけ!超簡単な歯磨き粉についての記事はこちら

犬サブレ

内臓疾患がわかる3種類の口臭

胃や腸といった消化器、また肝臓や腎臓の不調も口臭に繋がることがあります。

これはニオイ別で不調のある個所が違うので、1つずつお伝えいたします。

酸っぱいニオイがする時

わんちゃんの口から酸っぱい匂いがするときは胃腸の不調が考えられます。特に胃炎を患っている場合、胃酸が分泌されすぎてしまいます。そのため、嘔吐したり胃酸がこみ上げてきたりします。それが原因となり胃酸由来のすっぱい臭いが口臭として感じられます。

ほとんどが一時的な症状です。

わんちゃんが散歩中など変なものを口にしないように見ていてあげましょう。

もし、胃炎が続く場合、すぐに病院に行くことをお勧めします。

アンモニアのようなニオイがする時

アンモニアのような口臭がするときは腎臓病が考えられます。

腎臓は体で作られた老廃物を体の外に排泄する役割を担っています。

もしその腎臓が機能しなくなった場合、体内にどんどん老廃物が溜まってしまいます

血液中に溜まった老廃物が肺を通って吐いた息に混じると、口臭がきつくなります。

もしこの状態を放置してしまうと、嘔吐や呼吸困難などの症状があらわれ、命に関わる状態となります。そうなると非常に危険な状態となりますので早めに病院に行きましょう。腎臓は一度壊れてしまうと再生できない臓器のため完治が難しいのですが(特に慢性腎不全の場合)、投薬や食事制限などで元気に過ごせる期間を長引かせることはできます。

定期的な健康診断に行くことが最も大切ですが、薬物やユリが原因になることもあります。食事には気を付けてあげましょう。

便のニオイがある時

便のにおいがあるときは、口腔内の問題やひどい便秘などが影響しているということもありますが、腸閉塞や腸のねじれなどの重い症状を起こしている恐れがあります。

こういった症状は重積、腫瘍、異物などが原因で起こるとされています。

ひどくなると、腸の内容物が正常に流れていかないために便のような臭いが生じます。さらにひどくなると便のような嘔吐物を吐くこともあります。

この場合は口臭の他にも症状があり、波のある激しい腹痛や痛みを伴う全身の緊張感、ぐったりとしている、下痢をする、または便秘などの深刻な症状が伴うことがほとんどであり、生命にかかわります。

飼い主ができることは、定期的な健康診断です。

また、内臓疾患全体に言えることですが、乳酸菌や酵素を含む消化の良いご飯に切り替える、動物性油脂や質の悪い肉や魚が使われたドッグフードをやめるなどがあります

気になる犬

甘酸っぱい口臭なら糖尿病かも?

原因

甘酸っぱいニオイがしたら糖尿病かもしれません。

リンゴが腐ったニオイと表現されるアセトン臭と呼ばれるニオイです。

糖尿病には、2つあり、

体の中でインスリンが不足しているインスリン依存性糖尿病と、

体の中でインスリンは作られていても体がインスリンに反応しないインスリン非依存性糖尿病があります。

わんちゃんに起こる糖尿病のほとんどは、インスリン依存性糖尿病と言われています。

遺伝、感染、インスリン抵抗性の疾患や薬物、肥満、免疫介在性膵島炎、膵炎などたくさんの要因が原因だと考えられています。

対策

適度な運動と食事を心がけ、肥満にならないように注意しましょう。

また、メスの場合、避妊手術を受けることで糖尿病になりにくくなります。

ぐったりした犬

オススメの口臭ケアグッズ

このこのふりかけ

歯磨きをしたいのに嫌がってさせてくれない。

口臭や歯の黄ばみが少し気になるけど歯磨きをしてあげるのは手間に感じる…

なんて方にお勧めなのが、「このこのふりかけ」です。

こちらの商品はいつもの食事にさっとふりかけるだけでお口ケアができちゃう優れものです!

キュアペット

口臭がする原因の一つとして腸内環境が悪い場合があります。

こちらの「キュアペット」はサプリメントタイプで

口内環境と腸内環境を同時に整えてくれるので、口臭の根本的解決が可能です。

 

バイオペーストルース

「バイオペーストルース」は歯磨き粉タイプで口臭の原因である口内の菌に直接働きかけられるのですぐに効果が感じられます。

歯磨きを嫌がるわんちゃんが多いかもしれませんが、固いおやつの先につけたり、なめさせるだけでも効果が得られます。

また、犬は人間と違い、歯磨き後に口をゆすげませんが、天然由来の材料で作られているので安心です。

 

 

まとめ

犬の口臭には意外な危険がありました。

このサインにいち早く気づいて病院に連れて行ってあげるために、どれだけ飼い主が定期的な健康診断や、こまめな歯磨きケア、素材に気遣ったドックフードによって体調管理し、わんちゃんの変化に気づくことができるのかが重要になってきます。

 

なるほど…
口臭がきついときは病気の可能性があるんだね。知らなかったよ。
病院に行ってみたほうがよさそう!

ペットは言葉で体調を伝えることができないから、飼い主が責任もって健康管理してあげるように心がけることが大切じゃな!
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