もし迷子になってしまった時を考えると心配
皆さんは猫を飼っていますでしょうか?
猫は自由奔放な生き物で、例え完全室内外でも窓から出ていってそのまま帰ってこなくなるなんてこともあります。
ただ猫は賢いから家に帰ってくるなんて話もあります。
この記事ではどうして猫が迷子になるのかや猫の迷子防止法、また飼っている猫が迷子になってしまった時の対処法について紹介させていただきます。猫を飼っている方は是非参考にしてください。
もくじ
どうして迷子になってしまうのか?
ではまずどうして猫は迷子になってしまうのでしょうか。実際に調べたところ
- 窓が開いていた
- 玄関のドアが開けっぱなしだった
- いつも帰ってくるのに帰らない
このような方々が大半でした。
また室内飼いよりも外との行き来が自由な放し飼いのほうが迷子になる確率は圧倒的に高いようです。
よく猫は帰巣本能があるため迷子にならないとされています。しかし、全ての猫にそのような能力が備わっているとは言えないようで、帰り道が分からなくなってしまい、迷い猫になるケースがあります。また繁殖期に差し掛かると、メスを求めてオスの行動が活発化するようで、いつもの行動範囲よりも外に出て行ってしまいます。そのような場合も迷い猫になりやすいです。
猫の繁殖期は夏と冬なのでこの時期が迷子になりやすい時期でもあります。避妊や去勢手術をしていればこの場合は少なくなるでしょう。
また春と夏は暖かくなってくる季節で自然と玄関や窓を開けて換気したりすることが多くなってきます。そのため猫が脱走してしまう場合が多くなるのです。春・夏場の窓や玄関の開け閉めは気を付けてください。
迷子を防止するには
では迷子にならないようにするためには具体的にどのような予防法をとればよいのでしょうか。実際にまとめてみました。
①マイクロチップを埋め込む
一つの防止法としてはマイクロチップをあらかじめ埋め込むことが挙げられます。
マイクロチップにはその猫の飼い主さんの情報が記録されているため、もし迷子になって保護された場合でも自分のもとに猫が帰ってくる確率も高まります。
一方でマイクロチップにはGPSのような猫の居場所を逐一確認できるような機能はなく、また情報を読み取るためには専用の読み取り機械が必要です。
ちなみにマイクロチップの装着はこれから法的に義務化される見通しでもあり、野良猫を拾った場合などはマイクロチップの装着を忘れないようにしてください。
マイクロチップについては以下の記事で費用等詳しくまとめてあります。
➁柵を作る
もう一つの方法として物理的に猫を外に出さないようにするため、玄関や窓に柵を設ける方法があります。
実際に柵を付けるにあたって以下のような商品がおすすめです。
この商品は窓にも扉にも設置できるので便利です!
猫工房ではほかの商品も充実しているので是非見てみてください。
③追跡用グッズを使う
上記の2つ以外の方法としてGPS機能の付いた追跡用グッズもおすすめです。
この商品は猫の居場所を探すことができるものです。1つにつき4匹の猫が登録できます。また猫だけでなく家の鍵などにも使うことができます。
もし迷子になってしまったら
もし迷子になってしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
①保健所などに届け出する
もし迷子になってしまった場合、近くの保健所や動物愛護センターに連絡してみてください。保健所などによっては1週間程度で殺処分されてしまうのでなるべく早く届け出を出してあげる必要があります。
主な届け出先としては保健所や動物愛護センター、警察署、動物病院があります。
万が一交通事故にあってしまっていた場合地域の清掃局に引き取られている可能性もあります。
➁ネット掲示板
最近は掲示板だったり、TwitterやFacebookなどでも情報交換が行われていてチェックしてみてください
以下主な迷子用ペットの掲示板になります。
飼い主が引き取らなかった場合
もし迷子になると、発見者が引き取らない場合、警察署から各都道府県の動物愛護センターに移動させられます。犬・猫の場合は警察署と動物愛護センターに届け出を出すことができますが、その他のペットの場合、届け出先は警察署のみになってしまいます。
その後預かった施設で一週間程度で殺処分になってしまいます。年々その数は減少傾向ですが一年間に3万匹程度殺処分されている現状があります。この数を減らすためにも飼い主として迷子防止に努めてあげてください。
まとめ
自分の飼っている猫が迷子にならない様防止するのも飼い主さんの責任です。
愛猫をかわいそう目に合わせないためにもぜひ参考にしてください。