

愛犬のチョコにチョコレートをあげようと思うんだけど大丈夫かな?

犬にとってチョコレートは危険な食べ物なんじゃ

他にも危険なたべものってあるんですか博士?

★ 食べてしまったときの症状
★ 食べてしまったときの対処法
もくじ
犬にあげると危険な食べ物


まず犬にあげると危険な食べ物について詳しくまとめました。
順にみていきましょう。
- チョコレート
- 玉ねぎ
- ブドウ
- ナッツ類
- 人工甘味料系
- アボカド
- アルコール
チョコレート
犬にあげると危険な食べ物としてチョコレートがあります。
人間は問題なく食べれるチョコレートですが、犬にとっては危険な食べ物のうちの一つになっています。
チョコレートにはカフェインやテオブロミンといった成分が含まれていて、このテオブロミンが有害な原因になっています。
テオブロミンは人間にも同様に作用しますが、人間はこれを分解する機能が高いため問題にはなりません。
一方で犬はテオブロミンを分解するのが苦手なため、身体に作用し中毒症状を起こしてしまいます。
大型犬などは小型犬に比べて許容量が多く、少量食べてしまった場合は嘔吐や下痢程度で済みます。
ただ沢山摂取した場合、上記のような重篤な症状が出てきてしまうので決して与えないようにしてください。
チョコレートの他にも . . .
テオブロミンはチョコレートだけでなく、ココアやチョコレートケーキやアイスにも含まれています。
カカオが使われている食べ物にはテオブロミンが含まれているのでチョコレート以外にも気をつける必要があります。
玉ねぎ
犬に玉ねぎをあげるのも危険です。
玉ねぎだけでなく長ネギやにんにく、ニラなども同様に有害です。
玉ねぎなどに含まれる有機チオ硫酸化合物の酸化作用によって、犬の赤血球を破壊され貧血になってしまいます。
この成分は加熱しても分解されないため加工されていて危険なことに変わりはありません。
ブドウ
ブドウも犬にとっては危険な食べ物になります。
2001年にアメリカの研究によってブドウを摂取した犬が腎機能障害を起こして死んでしまったたため明らかになりました。
ただなぜブドウが危険なのかはいまだ詳細な原因が明らかになってはいません。
ただ下痢などや腎機能に悪い影響があるとされています。
ぶどうを食べると急性腎不全などが起きる可能性があります。
食べてから数時間で症状が出るとされていて、目立った症状がなくても早急に動物病院を受診した方が良いでしょう。
レーズンなども注意
ぶどうが使われている食べ物はなるべく遠ざけたほうがよさそうです。
レーズンはもちろんぶどうアイスやぶどうジュースなども遠ざけたほうがよいでしょう。
まだメカニズムが明らかになっていないため基本的にあげるべきではないでしょう。
ナッツ類
犬はナッツ類も危険です。
ナッツ類のなかでも特に危険な物としてマカダミアナッツが有名です。
マカダミアナッツ中毒に陥ってしまうと言われていますが、原因はいまだにわかっていません。
アボカド
犬にとってはアボカドも危険です。
アボカドにはペルシンと呼ばれる成分が含まれていて、この殺菌作用によって犬が中毒になってしまう可能性があります。
ペルシンはアボカドの果皮にも果肉にも含まれていて、体調不良を引き起こすとされています。
アルコール
人間が良く飲むビールなどのアルコールも犬にとっては危険です。
犬は人間とは異なり、アルコールを分解することができません。
分解されないまま体内に吸収され、心臓や呼吸器などの内臓に悪影響を及ぼします。
犬はニオイに敏感なのでアルコールの臭いを嫌いますが、誤って飲まないように犬からは遠ざけましょう。
小型犬では大型犬よりも少ない量で症状が出る傾向にあるので、一口も上げないようにしましょう。
犬がもし食べてしまったら?
以上犬が食べると危険な食べ物についてまとめてきました。
もしこのような食べ物を食べてしまった場合、どうすべきでしょうか。
結論はまず動物病院での受診が第一です。
食べ物を食べてすぐには吐かせるという手段がありますが、薬を使って吐かせる方が有効です。
そのため自力で吐かせようとするとかえって危険です。
ですのでまずは動物病院に連絡しまし見てもらうのが愛犬のためになります。
その際には何をどのくらい食べたか、どれぐらい時間が経過しているのかを正確に獣医師さんに伝えてあげてください。
まとめ


ここでは主な犬が食べると危険な食べものをまとめてみました。
ここにあるような危険な食べ物は愛犬の前に出さないように徹底しましょう。
中毒症状や何か異変が見られたらなるべく早く動物病院に行くようにしましょう。