モルモットは臭い？匂いの原因を徹底解説

2022年6月17日 2022年6月17日

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近年モルモットは、見た目の可愛さから家庭用ペットとして親しまれており、一人暮らしでも飼いやすいことで注目を集めています。モルモットの歴史は長く、人間との関わりは南米から始まっています。最近は犬や猫のように改良されて、種類も多様になってきました。色々な模様があり、それぞれに個性があって面白いですね。さて今回のテーマは、モルモットの匂いについてです。飼っているうちにモルモットから臭いが漂ってきませんか？部屋中に臭いが充満してくるとストレスになることも。そんな、気になるモルモットの臭いの原因を解明して、対策を考えていきましょう。

モルモットが臭い原因はこれ！

実はモルモット自体はそれほど臭うことはありません。しかし、色々な事情が重なって臭くなることがあるんです。モルモットが臭くなってしまう原因を解説していきます。

・発情期の臭い

・皮脂腺の分泌液

・ケージ内の不衛生

発情期の臭い

メスの発情期は15〜19日のサイクルで訪れますが、オスは一年中です。オスの方が発情期の際の臭いがきついので、初めて飼った人がびっくりするというのはよくある話です。メスを引き付けるために独特の匂いを出すわけですが、それが一年中続くので余計に臭いと感じてしまいます。メスを前にすると「グルルルル」と低い鳴き声を出して、メスの体を覆いかぶさるように乗ります。しかしメス側はいつも発情しているわけではないので、オスが拒否されることもあります。

皮脂腺の分泌液

肛門周りに皮脂腺があり、臭いの分泌液を出しています。先ほどの発情期の臭いも皮脂腺によるものですが、モルモットの毛の艶を良くする役割もあります。そしてよく臭いの原因が糞尿のせいだと勘違いされがちですが、それ自体が臭うことはありません。皮脂腺が付着して臭くなってしまうからです。モルモットは1日に何回も排泄するので、ケージ内に皮脂腺のついた糞尿の臭いがこもってしまうことがあります。また、皮脂腺がモルモットの体につくと臭くなってしまいます。

ケージ内の不衛生

ケージを掃除していないと臭いが残ってしまいます。モルモットは牧草を良く食べるため、それに比例して何回も排泄をします。また、モルモットはトイレの場所を覚えないため、あちこちで排泄をします。散らばった糞尿を長時間放置すると床材に染み込んで、アンモニア臭がきつくなります。そしてモルモットの体につくと当然臭くなります。また、前述の皮脂腺が付着しているので余計に臭います。また、牧草は食べるだけでなく、床材として使われています。糞尿をそのままにしておくと、モルモットが間違って食べてしまうので要注意です。

モルモットの臭い対策解説！

さて、モルモットの臭い対策とおすすめの消臭グッズをそれぞれ紹介していきます。

・肛門周りを拭く

・床材をこまめに交換する

・トイレ砂やペットシーツを使う

・食べ物を変える

・ケージの掃除

・ブラッシング

・シャンプー

・去勢する

肛門周りを拭く

モルモットのお尻に糞尿や皮脂腺が付着しているので、ぬるま湯でこまめに拭いてあげましょう。また、肛門周りの臭い対策として、ボディーシャンプータオルが効果的です。ペット用のボディーシャンプータオルは無害なのでおすすめです。

マルカン　ボディーシャンプータオル

シークァーサーの香りがするこのボディーシャンプータオルはリンス効果があり、簡単に汚れを拭き取ることができます。フェレット専用ですが、モルモットにも使用できます。サイズもモルモットの体を満遍なく拭けるようになっています。緑茶成分を配合しており、消臭効果は抜群です。汚れを取るだけでなく、厚手とメッシュの組み合わせで抜け毛もキャッチできます。食品用香料仕様で舐めても無害なので安心して使えます。

https://item.rakuten.co.jp/kenkoubin/mr352/

床材をこまめに交換する

ケージ内に排泄物が飛び散らかったままだと、床材に染み込んで余計に臭いがひどくなります。床材をこまめに変えることで、臭いの軽減に繋がります。

トイレ砂やペットシーツを使う

床材にトイレ砂やペットシーツを使うと尿を吸収したり、排泄物の臭いを抑えるので消臭効果が高いです。トイレ砂やペットシーツは小動物用に幅広く使用されています。トイレ砂は、モルモットの尿で固まった箇所だけ取り除けるというメリットがあります。この2点を設置しておくと、普通の床材や牧草よりも交換頻度が少なく掃除が楽になります。

トップブリーダー　清潔消臭トイレシーツ

清潔消臭トイレシーツは四角トイレにそのまま敷き詰めるので使いやすいです。天然消臭の成分を配合しているので、しっかりと臭いを抑えられます。このトイレシーツの特徴は、両面から吸収できること。尿がペットシーツの裏に回ってもしっかりと吸収するので、あとの掃除が楽になります。交換は1日1回でペットシーツは40枚もあるので1ヶ月以上は余裕で使えます。

https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/4972547032102/

トップブリーダー　流せるトイレ砂7L

同じくトップブリーダーが提供しているこのトイレ砂の消臭力と吸収力は即効性があり、確実に臭いを消してくれます。尿で固まった部分をトイレで流せるので、後始末は簡単です。

https://item.rakuten.co.jp/aquapet/a-4972547029836/

食べ物を変える

最近はモルモット用のペレットがあり、それを食べさせている飼い主が多いです。モルモットに必要な栄養をバランスよく配合してますが、便が臭くなるデメリットがあります。「最近うちの子の便が臭いな」と思ったら、本来の主食である牧草に変えてください。牧草の場合は便が臭うことはあまりありません。

ケージの掃除

ケージは1日2回を目安に掃除するのが理想です。餌箱や給水器、回し車など便がこびりついていることがあります。ぬるま湯につけてふやかしていきましょう。

ソイッククリアー消臭スプレー

無農薬、国産大豆エキスを主成分として、除菌、消臭、防カビの3拍子が揃ったミストスプレーです。試験動物でモルモットの皮膚の反応が見られなかったことから安全性の高いことが認められています。除菌効果があり、ケージの掃除にももってこいです。

https://item.rakuten.co.jp/heaven/779008/

無臭生活　100ml 消臭スプレー

天然素材を凝縮したスプレーで、吹きかけるだけでトイレや食器など臭いの元を消し去ってくれます。空気中に漂っている悪臭にも効果的なので、ケージの掃除の助っ人になってくれます。トイレなどを使う前に吹き掛けたら、臭いの予防にも使えます。また、モルモットの体に吹きかけることもできます。ボディーシャンプータオルと合わせて使うのもありです。

https://item.rakuten.co.jp/heaven/3726/

ブラッシング

ボディースプレーを体に吹き掛けて、被毛をブラッシングしていくだけで汚れを落とすことができます。マッサージ効果もあり、血行促進で被毛の生え変わりのサイクルが順調になります。

プチスリッカーブラシ

小型犬、猫、小動物に広く使われているプチスリッカーブラシは細かい被毛をお手入れしやすいです。抜け毛を素早くキャッチして集めやすいという点が、このスリッカーの長所です。マッサージ効果もあり、ブラッシングするたびに新陳代謝を促進してくれます。

https://item.rakuten.co.jp/fantasyworld/pg-03w/

無臭生活　ニーム＋消臭300ml

ニームオイルとレモングラスを配合していてダニやノミの成長や繁殖をストップする効果をもたらしています。また、蚊や蠅などの撃退にも一役買っています。ニームとブラッシングの組み合わせで、モルモットの被毛の艶を良くします。

https://item.rakuten.co.jp/heaven/4747/

シャンプー

モルモットの体に排泄物などの汚れがどうしても落ちない場合はシャンプーするのもありです。モルモットのお腹が浸かるくらいのぬるま湯に入れて、ゆっくりお湯をかけるのがコツです。お湯は38℃前後が目安です。モルモットがびっくりしないように背中に少しずつぬるま湯をかけていきます。耳に入ると中耳炎になってしまうので、要注意です。それからシャンプーをつけて、モルモットの体に泡立てていきます。モルモット専用を必ず使いましょう。

それからシャンプーが残らないように洗い流してください。シャンプーが残っていると、皮膚疾患につながります。洗い流した後に吸収性の良いタオルで拭き取り、ドライヤーで乾かしていきましょう。ドライヤーの熱風はモルモットの皮膚を傷つけてしまうので、体から離れたところから乾かしていきます。ただモルモットは臆病なので、シャンプーを嫌がる場合は、無理やりしないようにしましょう。また、汚れた部分だけ洗えば早くシャンプーを終わらせてあげることができるので、ストレスの軽減になります。部分的な汚れだけなら、ボディタオルで拭く方法もあります。