

犬とはあげるエサも違うだろうし…

どうしたんだい?




ねこたまには何が合うんじゃろな。

猫ちゃんを飼っている方の中には、日中、仕事をしていて家を留守にしている、という人も多くいます。
特に毎日フルタイムで働いている方の場合は、朝大量にエサを与えて、夜帰宅してからもう一度多めに与えるというエサのタイムスケジュールになっていることも多いのではないでしょか。
猫ちゃんの年齢によって変化するご飯の回数についてここではご説明していきます。
もくじ
生後6か月までの子猫の食事
生後6か月までの子猫は、ミルクや離乳食が基本的な食事となります。
人間がミルクを与える場合は、哺乳瓶やシリンダを使用して直接口までもっていってあげると良いですが、子猫は消化器官が未発達であるため、一度に多く与えず、猫ちゃんの様子を見ながら少しずつ、ゆっくり与えてあげましょう。
回数を4~5回に分けて、少量ずつ与えていくことが、ポイントです。
生後6か月(半年)~12か月(1歳)までの子猫の食事
生後6か月を超えたら、離乳食からカリカリ(ドライフード)に少しずつ移行していきましょう。
生まれたてから比べると、食事の回数を4~5回⇒2回に減らすことになりますが、突然エサの種類も回数も変更すると、猫ちゃんの食事スケジュールもおかしくなってしまいます。
そのため、一気に変えるのではなく2週間ほどかけてカリカリに移行しつつ回数も徐々に減らしていくというようにしましょう。
この時期の猫ちゃんに与えるべき量を体重別でみてみましょう。
子猫の場合、体重×160キロカロリーで一日あたりに必要なエネルギー量が算出できます。
【猫の体重】 | 【一日の必要カロリー】 | 【一回の量】 |
1キロ | 160キロカロリー | 約10グラム |
2キロ | 320キロカロリー | 約20グラム |
3キロ | 480キロカロリー | 約29グラム |
生後12か月以降の成猫の食事
猫ちゃんは一歳になるともう成猫です。
成猫の場合も食事回数は朝と夜の2回が適切といえます。
ただ、消化の早くない猫ちゃんの場合はお昼を挟んで3回にし、一度の量を減らしてあげるなどの工夫をするとよいでしょう。また、カリカリの種類によっては、成猫用があるため、その場合は徐々に変えていきましょう。
この時期の猫ちゃんに与えるべき量を体重別でみてみましょう。
成猫の場合、体重×80キロカロリーで一日あたりに必要なエネルギー量が算出できます。
【猫の体重】 | 【一日の必要カロリー】 | 【一回の量】 |
3キロ | 240キロカロリー | 約34グラム |
4キロ | 320キロカロリー | 約45グラム |
5キロ | 400キロカロリー | 約56グラム |
6キロ | 480キロカロリー | 約68グラム |
7歳以上のシニア猫の食事
7歳を超え、シニア猫になると、加齢により猫ちゃんの身体も次第に変化していきます。
消化にも時間がかかるようになり、一度に食べられる量が減るため、再び少しずつ回数を増やしていってあげることが必要になります。
そのため、エサは一日4~5回に分けて与えてあげることが好ましいといえます。
さらに歯が弱くなったり、嚙み砕く力が衰えたりしてくるため、カリカリのエサから徐々に缶詰などの柔らかいエサに変更してあげることも必要になってくるでしょう。
この時期の猫ちゃんに与えるべき量を体重別でみてみましょう。
シニア猫の場合、体重×60キロカロリーで一日あたりに必要なエネルギー量が算出できます。
【猫の体重】 | 【一日の必要カロリー】 | 【一回の量】 |
4キロ | 240キロカロリー | 約22グラム |
5キロ | 300キロカロリー | 約28グラム |
6キロ | 360キロカロリー | 約34グラム |
7キロ | 420キロカロリー | 約40グラム |
おわりに
さて今回は、猫ちゃんのエサの回数や分量を年齢・体重別で説明しました。
成猫ちゃんの場合はごはんをあげるのが一日2回でも問題ありませんでしたが、子猫ちゃんやシニア猫ちゃんの場合は、少量を何度かに分けてあげる必要があるということが理解いただけたかと思います。
ちなみに、猫ちゃんは一度に全て食べきらず、自分で何回かに分けて食べるという習性も有りますが一度に全て食べてしまう猫ちゃんや、時間の経ったエサを食べたがらない猫ちゃんもいます。
その場合、肥満や病気に繋がりやすくなるため気を付けておきましょう。
それともう一つ、猫ちゃんはにおいが残ってる新鮮なご飯が好きみたいです。
猫ちゃんの健康と美味しい食事のために自動でご飯を決まった時間に決まった量出してくれる機械なんかもあるみたいです!
多忙で一度にまとめてご飯をあげている方は有効活用されてはいかがでしょうか!
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猫ちゃんの健康のために、猫ちゃんのエサについてしっかり気にかけ、よく知っておきましょう。