【一人暮らし必見】フェレットの飼いやすさの秘密は?

近年、フェレットは犬猫ほどではないですが、見た目の可愛さが人気を呼んでいます。一人暮らしでも飼いやすいと言われ、ペット不可のマンションでも大家さんとの交渉次第で飼育が可能です。一人暮らしでフェレットを飼いたいと検討している方に飼いやすさの理由、飼い方の注意点、必須アイテムなどを紹介します。

 

フェレットの飼いやすさの秘密、飼い方、必須アイテムを解説

フェレットが一人暮らしでも飼いやすい理由とは?

フェレットの飼いやすさの理由は飼い主が外出していても、一人で留守番ができるという点です。

 

・留守番ができる

・飼い主の生活スタイルに合わせられる

・鳴き声は小さい

・人懐っこい

・散歩の必要がない

 

留守番ができる

フェレットは1日16~20時間は寝ています。飼い主が仕事に行っている間も寝ていることが多いので、留守番が得意です。えさと水をしっかり用意していれば、フェレットが食べたい時に食べてくれます。また一泊程度の宿泊でも、多めのエサと水を用意すれば十分です。但し、連泊の場合はペットホテルがおすすめです。

 

飼い主の生活スタイルに合わせられる

フェレットは夜行性ですが、飼い主の生活スタイルに合わせることができます。飼い主がいる時に活発に遊んで夜は静かに寝てくれるので、物音を立てられる心配はありません。

 

鳴き声が小さい

フェレットは基本的に鳴かないので、夜中に起こされることはありません。興奮する時は「コッ、コッ、コッ」「クックッ」、威嚇する時は「シュー」と泣きます。驚いたときに「キャン」と犬のような鳴き方をすることがありますが、それ以外は静かにしてくれます。子どもの時は周りに響くくらいに鳴きますが、それも徐々に声が小さくなっていきます。

 

人懐っこい

フェレットは甘え上手ですぐに人になつきます。好奇心旺盛で身の回りにあるものは新鮮です。玩具を与えたら無邪気に遊んでくれます。子どもの頃から玩具を使って芸を仕込めば覚えてくれます。

 

散歩の必要はない

フェレットは犬と違って散歩の必要はありません。散歩は部屋が広ければ、フェレットは満足します。ただ、狭い隙間に入ってしまうことがあるので、心配ならハーネスの装着をおすすめします。フェレットは周りにあるものにとにかく興味を持ちます。何でも遊びの道具にするので、誤飲の危険があるような物は片付けましょう。

 

フェレットの飼い方のポイント

さて、フェレットを飼う前にお世話の方法を知っておきたいですね。フェレットは一人暮らしでも飼いやすいメリットはありますが、お手入れなど手間がかかる場合もあります。

 

・エサと水やり

・ケージの掃除

・トイレのしつけ

・部屋内の散歩

・爪切り

・ジャンプー

・耳掃除

・ブラッシング

・歯磨き

 

エサと水やり

フェレットは肉食で消化が早いため、何回かに分けて食べています。飼い主の外出時間もあるので、食事の回数に合わせてのエサやりは難しいです。なので朝と晩に分けてあげるのがおすすめです。子どもの場合はエサをふやかしてあげる必要がありますが、大人になれば固いえさでも大丈夫です。

ただ、フェレットは偏食が強いので1種類のエサだけだと飽きてしまいます。別のタイプのエサを交互にあげたり、混ぜたりするなどの工夫が必要になってきます。また、おやつもフェレットによって好みが違うので、何度も色んなおやつを試さなければいけない場合もあります。

 

ケージの掃除

ケージ内はトイレ砂やエサがばらまかれていることが多いので、ほうきできれいにしてあげましょう。回数は1日に2~3回です。

 

トイレのしつけ

フェレットは角っこに排泄する習性があります。フェレットの体が入るくらいの四角いトイレであれば、排泄の成功率が高いです。そわそわし始めたらトイレに導きましょう。トイレができたら褒めてご褒美をあげます。その繰り返しをしていたら、トイレの場所を覚えるようになります。部屋で遊ばせている時は、いつでもトイレに行けるように、ケージの扉を開けておきましょう。

 

部屋内の散歩

フェレットは起きている間は活発で遊びたがります。1時間はケージから出して部屋で遊ばせる必要があります。何でも噛むことがあるので誤飲誤食に気をつけましょう。また、フェレットは高い場所にジャンプします。落下にも十分に気をつけましょう。

 

爪切り

フェレットは爪が伸びやすいので、1週間に1回の爪切りは必須です。爪のピンクになっている部分は血管が通っています。そこに触れないように気をつけて下さい。爪切りに自信がない場合は、動物病院におまかせするのもありです。

 

シャンプー

フェレットはきれい好きなので月に1回はシャンプーの必要があります。35~36度くらいのぬるま湯をはって、ペット用のシャンプーを泡立ててから優しく洗ってください。最後はバスタオルでふきます。ドライヤーはフェレットがびっくりすることがあるので、バスタオルで拭いた後は自然乾燥で十分です。

 

耳掃除

フェレットは耳ダニが付きやすいので、耳掃除をしましょう。頻度は週に1回です。耳にイヤークリーナーを垂らした後に、優しくもむことで汚れが出てきます。次に綿棒で汚れを取っていきます。

 

ブラッシング

フェレットは毛を舐めて毛づくろいをします。毛を吐き出すことがないので、放っておくと毛球症になりやすいです。予防のためにブラッシングを行いましょう。フェレットを抱っこをして、優しく毛をなぞるようにしてブラッシングしていきます。顔まわりや陰部は傷つけないように気をつけてください。ブラッシングの頻度は週に1〜2回が目安です。

 

歯磨き

フェレットは歯周病や歯石になりやすいです。歯茎が出血したり、口腔内が臭くなったりします。週に一回は歯磨きしてあげましょう。歯の表面をなぞるだけで汚れが取れます。フェレット専用の歯ブラシは通販で購入できます。さらに歯磨きジェルを使ったら効果は期待できます。

 

注意しておきたい事

・温度管理

・健康管理

 

温度管理

フェレットは汗腺が発達してないため、体温調節ができません。直射日光は苦手なので、風通しの良い場所に起きましょう。フェレットにとっての適温は18~26度、湿度は40%~65%です。夏場はエアコンでフェレットが快適に過ごせるように調節しましょう。

 

健康管理

フェレットは飼い主が気付かないうちに病気にかかってしまうことがあります。動物病院で定期検診を受けましょう。また、フェレットはジステンバーにかかる可能性があります。ジステンバーは死亡率が高い病気です。子どもの場合は生後1~2か月から3回にかけて接種します。初回はファームですでに接種済みなので、家族として受け入れた後に2、3回目を接種します。大人になってからは年に1回の接種となります。

 

またフェレットはフィラリアにかかります。フィラリアとは蚊を媒介して心臓や肺動脈に寄生虫が侵入する病気です。蚊が出やすい5~11月にかけて月に1回予防薬を投与します。

 

フェレットのために用意しておきたい必須アイテム

フェレットを飼う前に必要な物を準備しておきましょう

 

・ケージ

・給水器

・ハンモック

・フード

・えさ入れ

・トイレ、トイレ砂

・玩具

・爪切り

・シャンプー

・ブラシ

・歯ブラシ

 

ケージ

フェレットはケージ内で横に動くため底面積が広いケージがおすすめです。

 

給水器

フェレットの大きさに合わせて、飲み口が小さい給水器を用意しましょう。

 

ハンモック

フェレットが寝る時のためのハンモックです。寝袋になっていてフェレットが潜れるようになっています。フェレットは布を噛むので、誤飲誤食に注意しましょう。ベットタイプやケージに吊るすタイプがあります。

 

フード

フェレットは動物性タンパク質を多く摂取しています。フェレット専用フードは栄養バランスが整っているのでおすすめです。お近くのお店で見つからなかったら、通販で簡単に入手できます。

 

エサ入れ

エサ入れはケージ内で固定できるものがおすすめです。フェレットはよく動くのでひっくり返してしまうからです。

 

トイレ、トイレ砂

フェレットの体がすっぽり入る四角い形のトイレを用意します。トイレ砂はフェレット専用で消臭効果があるものをおすすめします。

 

玩具

フェレットはもぐるのが大好きなので、布製のトンネルを用意すると喜びます。

 

爪切り

爪切りはフェレットの大きさに合わせてSサイズにしましょう。

 

シャンプー

シャンプーはペット用の低刺激のものを選びましょう。

最近はフェレット専用のシャンプーもあります。

 

ブラシ

フェレットも換毛期があるのでブラッシングの必要があります。小動物用のブラシは目が細かいのでブラッシングしやすいです。

 

歯ブラシ

フェレット専用の歯ブラシは柔らかいタイプがおすすめです。歯石を除去する用とセットになっている物もあります。

 

まとめ

フェレットは留守番している時は、寝て過ごしてるので飼いやすさの秘密はそこにあります。また飼い主の生活に合わせることができるのも魅力的ですね。すぐになつくことから順応性が高いと言えるでしょう。

一方でお手入れが思ったよりも多いですね。しかし体のケアをする意味でも大事ですね。世話は大変ですが、仕事から帰った時にあの愛らしい顔に癒されてそれも苦にならなくなるかもしれません。

 

フェレットが飼いやすい理由

・留守番ができる

・飼い主の生活スタイルに合わせられる

・鳴き声は小さい

・人懐っこい

・散歩の必要がない

 

飼い方のポイント

・エサと水やり

・ケージの掃除

・トイレのしつけ

・部屋内の散歩

・爪切り

・ジャンプー

・耳掃除

・ブラッシング

・歯磨き

 

注意したいこと

・温度管理

・健康管理

 

フェレットの必須アイテム

・ケージ

・給水器

・ハンモック

・フード

・えさ入れ

・トイレ、トイレ砂

・玩具

・爪切り

・シャンプー

・ブラシ

・歯ブラシ






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