

初期投資も安く済みそうだし買おうかなって思ってるんだけど、魚って小っちゃいしすぐ死んじゃうイメージなんだよね。

飼ってる友達がいるけど飼い始めてからもう4年とかって言ってた気がする。

確かに飼育の難しい熱帯魚は買ってすぐに死んでしまうこともあるみたいじゃ。
だけど寿命自体は結構長くて、5年以上生きることもあるぞ。

丁寧に飼って長生きさせてみたい!
もくじ
長生きする熱帯魚って?
基本的に体の小さい個体は寿命が短く、大きい個体は長生きする傾向にあります。
また、種類によっても寿命は異なってきます。
ただ、同じ種類でも飼育環境などによって9年以上生きる個体も居れば、平均的な2年や、数週間で死んでしまう個体などいろいろあるので、『この種類は何年生きる』などができません。
なので今回は”丈夫”と言われている熱帯魚を紹介したいと思います!
ブラックテトラ
テトラにはブラックテトラやレッドノーズテトラ、カージナルテトラなどたくさんの種類があります。
テトラ自体熱帯魚の中では長生きと言われていますが、特にブラックテトラは長生きできます。
カルキ抜きしていない水道水や、熱帯魚を飼うには低い水温である22度の水でも生きることが出来る丈夫な種類です。
平均寿命は3~5年と言われています。
コリドラス
ナマズ科のコリドラスは、熱帯魚の中では丈夫で長寿だと言われますが、ナマズ科の中では短めです。
エサの探し方が独特で、一度砂を口に含んでエサを探します。
そのため「砂底の掃除屋」と呼ばれます。
平均寿命は3~5年ですが、大切に適切な飼育をすれば10年は生きることが出来ます。
アフリカンシクリッド
非常に気性が荒いと言われているので、混泳はあまりオススメしません。
もし、混泳させる場合はサンゴなど、他の熱帯魚が隠れられる場所を作ってあげましょう。
ほとんどなにもしていない様な劣悪な環境でも生きることが出来るほど丈夫と言われています、
ただ、長生きさせたいなら最適な環境を保てるようにしっかり管理しましょう。
アカヒレ
メダカと混泳させるなど、アカヒレは結構有名で飼っている人も少なくないはずですが勘違いされやすいのが、実は”熱帯魚”ではなく”温帯魚”だということです。
水温は10度以下でも生きていられるほど耐寒性があります。
水質は弱酸性から弱アルカリ性まで幅広く対応していて、屋外、屋内どちらでも放置状態でも勝手に育っていくことが多いです。
熱帯魚の選び方
先ほど、丈夫な熱帯魚を紹介しましたが、実際は品種によって寿命が大きく変わることはあまりないです。
ではどうすれば長生きさせることが出来るのかですが、そもそも健康で状態が良い魚を選ぶ、ということと、適切な環境を維持するということに注意すればよいのです。
今回は、状態が良い魚の選び方をお伝えします。
体に擦り切れがないか確認しよう!
熱帯魚って優雅に泳いでいるイメージがあるかもしれませんが実は気性が荒い品種も結構います。
ケンカによって体が擦り切れている場合があります。
特にヒレは慎重にチェックしましょう。
ヒレは基本的に背びれ、胸びれ、腹びれ、尻びれ、尾びれの5種類あります。
ヒレは病気の症状が出やすいので、擦り切れていないかどうかだけでなく、ただれていないか、白い斑点はないかなどもチェックしましょう。
入荷日をチェックしよう!
魚は非常に弱りやすく、ストレス耐性もあまりないです。
ですので、入荷日からまだ時間がたっていないと、入荷の時に受けたストレスが回復しきっておらず弱っているので、さらに自分の家まで持って帰るストレスでかなり弱ってしまいます。
眼をチェックしよう!
ケンカや生まれつき、ケガなどで目が片方ない個体がいます。
また、眼が白濁している場合もありますが、これらは、ぶつかりやすい・エサを見つけられない・ストレスを感じやすいなど、寿命が短くなりやすいので注意しましょう。
動きが周りと違う個体は避けよう!
よく、底のほうでじっとしている個体は元気がないので避けたほうがよいと言われますが、逆に他の個体より元気すぎる個体も選ばない方が良いです。
というのも、実は元気があるのではなく、寄生虫がついていてかゆくて暴れているなどの可能性もあるからです。
まとめ
他と比べて優れていそうなものを選びがちですが、人間から見て元気そうな個体が実は病気だということもあるので、他の魚と群れているような普通の個体を選ぶのが最もよいでしょう。
長生きさせるための飼育方法
とにかく一番大事なことは、水質、水温の管理を徹底することです。
具体的な数値は熱帯魚の種類によって違うので、詳しいことは言えませんがそれぞれの種類に適切な水質や水温を維持することがもっとも長生きさせるために重要です。
ずっと水中で生活する魚にとって水質、水温は非常に重要です。
また、水替えは水質維持のために必要不可欠ではありますが、方法によっては水替え自体が魚にストレスをあげる原因になってしまいます。
例えば、一度魚を取り出して水替えをする人は少なくないと思いますが、網ですくうことはストレスになるので水替えは魚を入れたままで大丈夫です。
もし魚を取り出す場合は取り出した先の水温を普段の水温としっかり合わせておきましょう。
また、人間と全く同じで、肥満は長生きの大敵であり、栄養の偏りも体に良くないです。
人工餌と生き餌をバランスよくあげ、エサのあげすぎにも注意しましょう。
まとめ


飼育頑張ろうって気持ちになるね!

かおりちゃんやけんとくんも一度育ててみたらどうだい?