
ペットの種類によっては、かかりやすい病気もあるし、ペットが高齢になった時のことを考えると、意外と必要だったりするのでしょうか。
ペット保険の必要性はだんだん高まってきているんだ。
ペットにも人間同様に保険があります。人の場合は健康保険に加入しているので病院で支払う金額の負担は低くなります。
一方ペットの場合は健康保険がないため全額自己負担になってしまいます。
また近年ではペットの平均寿命も高まり、病院に行く確率や頻度も増加しています。
では実際、保険に加入する場合どんな良さがあるのでしょうか?
ここではペット保険に加入するメリットとデメリット、またどんな保険を選ぶべきかに関して調査したので紹介させていただきます。
ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
ペット保険とは?
まず、ペット保険についてザックリとまとめると「人間の健康保険をペットに模したもの」です。
犬や猫などのペットが病気を患った時に際し、通常は治療費が全額自己負担になってくるのですが、ペット保険に加入することによって負担額を減らすことができるということになります。
ペット保険は現在、ペットの寿命が延びて病気やけがのリスクが上昇していることや治療費が高額になっていることが要因となり、加入率が増加傾向にあります。
ただ日本国内の加入率は10%未満で割合的にはまだまだ少なめといえます。
ちなみに、福祉国家のスウェーデンは、ペット保険加入率が世界一位となっており、ペットを飼っている40%以上の方が加入しているというデータが記録されています。
スウェーデンでは人間同様にペットが保険に入るのが当たり前だと考える人が多いようですね。
これから日本でも、健康意識が高まれば、より一層加入率が増加していくかもしれません。
ペット保険のメリット・デメリット
ではこのペット保険にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?
まずはメリットから見ていきましょう。
メリット① 病気の早期発見に繋がる
先ほども述べましたが、病院に行ったときに治療費安くなればお金に余裕ができ治療が受けやすくなります。
大きな病気だけでなく、なんか調子悪いかな?くらいでも病院に行けるようになるかもしれません。
そうなれば病気の早期発見にもつながります。
メリット② 高額治療費への備え
これはメリット①に被ってきますが、ペット保険に入っていればいくつもの疾患に対しての手術費や通院費などにかかる高額な治療費にもある程度はカバーすることができます。
入院保障や手術保障や通院保証が主な保証です。
ペットが高齢になればなるほど病気やケガになるリスクは高まり、重大な病気にもかかりやすくなってきます。そのようないざという時のためにも入っておく人は多いです。
メリット③ 安心感が得られる
病気になった時に保険金が下りるか否かでは精神的な安心感は大きく違います。
人間同様ペットも家族の一員ですし、お金を気にせずペットのことを思いやれるという面でも大きなメリットにもなりえます。
メリット④ 特約での補償
ペット保険の中には様々な特約を付けられるものが多いです。
他人に自分のペットが害を与えてしまった場合、飼い主には賠償責任が生じます。
しかし、賠償責任特約などに追加で加入しておけば、その補償により賠償をある程度カバーすることができるのです。
以上がメリットになります。
続いてデメリットを見ていきましょう。
デメリット① 保険の適用にならない病気がある
ペット保険の多くは避妊手術や去勢手術などは原則として保障の対象外として扱われています。
これらの入院や通院は病気とはみなされないため保障外としてみなされています。
またこの他に、適切な予防措置をとらずに発症してしまった感染症や、自然災害によるけがなどに対しても保険ではカバーできないようになっています。
デメリット➁ 年齢によっては加入できない
ペットの年齢次第では保険加入することができない場合があります。
多くのペット保険では7歳あたりが加入の上限になっていて、高齢なペットは加入できなくなっています。
高齢になればなるほど病気のリスクは高まり、あの時入っておけば…なんてこともあるでしょう。
また、人間の保険と同じように、ペットが高齢であるほど保険料が高くなっていきます。
その場合飼い主側の負担が大きくなってしまい、解約すると方々もいます。
加入の際には年齢も確認してあげる必要があるでしょう。
ペット保険会社の選び方
ペット保険加入のメリット・デメリットを一通り紹介しました。
しかし、メリットを理解して、いざ、加入しよう!と決意しても、様々な保険会社があり、どこを選んでよいか分からなくなってしまう方が多くいます。
ここではそんな方のために、自分のペットに合った保険会社を選ぶポイントをご紹介いたします。
ポイント① ペットの種類ごとにかかりやすい病気を確認する
ペットは種類ごとにかかりやすい病気が違います。
例えばトイプードルの場合、耳が垂れ、そこに毛も生えているため、耳垢に細菌が繁殖して炎症を起こして外耳炎になったりします。
このような皮膚炎が心配される犬種は、長期通院が多いため、通院保障が手あついプランを選ぶ必要があります。
自分の飼っているペットによってかかりやすい病気は違ってくるので、その点をよく確認した上で保険や保険会社を選ぶと良いでしょう。
ポイント➁特約や付帯サービスを見る
先程も述べましたが、ペット保険の中には賠償責任を負った時の補償がある特約などを持っているものなどがあります。
さらに最近では、無料で健康診断できるものなども多くなっています。
こうした特約や付帯サービスによって保険会社を決めることも良い選択方法ではないでしょうか。
おわりに
ペット保険は年々、会社も増えプランも多様化しています。
今後も、ペットが長寿化していくにつれ、ペット保険の必要性は高まっていくと考えられるため、
筆者はペット保険に加入することをオススメします。
皆さんのペットの健康維持に役立つ保険も、きっと見つかるはずですので、値段と検討してしっかり選んでいきましょう。