
あーもう、冬は静電気が溜まりやすくて嫌になるよ!
なんでなんで?
もくじ
犬に静電気が起こりやすい原因
初めに静電気のメカニズムについて簡単に説明します。
物質はプラスとマイナスの電気を持っているのですが、摩擦などが原因でバランスが崩れ、どちらかの電気が多くなります。このような状態を帯電というのですが、通常は空気中の水分によって自然に放電されるので静電気は発生しません。
しかし、冬は乾燥していて空気中の水分が少なくなるので放電がうまくできません。そのため、金属に触れた時などに一気に電流が流れるのです。
この軽い感電状態のことを静電気と呼んでいるのです。
では、何故犬が静電気をためやすいかについて説明していきます。
犬にあって、人間にないもの、そう、被毛が原因です。
被毛一本一本に静電気が溜まるので、人間より犬の方が静電気が起きやすいのです。
実際私たちも肌に下敷きをこすりつけるより、髪に下敷きをこすりつけたほうが静電気を発生させやすいですよね。
犬の中でも長毛種や毛量が多いわんちゃんの方が静電気を帯電しやすいです。
カーペットに寝ているだけでカーペットと被毛で摩擦が発生して帯電してしまいます。
静電気が犬に与える影響について
静電気は犬に悪影響を及ぼすのでしょうか。
まず、静電気が発生しているという状態は先ほど説明した通り軽い感電状態なので、痛いし、音がするのでびっくりしてしまいますよね。
わんちゃんは飼い主がわんちゃんをなでたときに発生した静電気を「飼い主に叩かれた」と錯覚してしまうことがあるそうです。
つまり静電気は、わんちゃんと飼い主の距離が開いてしまう原因になりかねないのです。
また、被毛が静電気を帯電していると、わんちゃんの皮膚にほこりやダニやハウスダストなどが付着しやすくなります。
わんちゃんの皮膚は非常にデリケートなので、これらが付着することで皮膚炎にかかってしまうことがあります。
静電気を防ぐ方法は?
室内の湿度を上げる
静電気が起こってしまうのは乾燥が原因なので、室内の湿度を上げて空気中の水分量を上げれば帯電した静電気は自然放電できます。
静電気が起きやすくなるのは湿度20%以下といわれています。
40~60%に保てるように加湿器を設置したり濡れタオルを室内に干すと効果的です。
手の保湿をする
飼い主の手が乾燥していると飼い主とわんちゃんが触れ合ったときに静電気が起きてしまいます。
飼い主さんが手の保湿ケアをしっかりすることでわんちゃんが痛い思いをすることも減るのでしっかりと保湿ケアをするように心がけましょう!
愛犬の保湿ケアをする
静電気にかかわらず、わんちゃんは肌がデリケートなので、犬専用の保湿グッズで皮膚や肉球の保湿をしてあげましょう。
静電気の発生を減らせるだけでなく、冬場に起きやすい肌トラブルを解消することもできます。
オススメの静電気防止グッズ
被毛ケアスプレー
静電気防止ブラシ
まとめ
チョコ、大変なのね、、、!
正直何回静電気が起こってもアレにびっくりしない日は来ないと思う(笑)
今年の冬はちゃんと対策してあげるからね!