

ペット用の食器ってなんでこんなにヌルヌルするんだろう。

洗ってもなかなか落ちないし厄介だよね。

どうして犬の食器はヌルヌルすると思うかい?
もくじ
ペットのお皿がヌルヌルするのは何故?
ペットのお皿のヌメリの原因はズバリ、唾液にあります。
一見人間と犬の唾液は同じように見えますよね。
でもphで比較してみると大きな違いがあることが分かります。
人間の唾液はphが平均6.8で弱酸性です。
一方犬の唾液はphが約8.5でアルカリ性なんです。
アルカリ性の唾液は細菌が発生しやすいです。
その発生した細菌は時間が経つと強く結びつきます、
この結びついた状態の細菌は多糖類で、ヌルヌルします。
細菌が結びついたものを『バイオフィルム』といいます。
人間用の洗剤で洗ってもいいの?
もちろん、人間用の洗剤で洗っても大丈夫です。
実際多くの方が人間用の洗剤で洗っていると思います。
ですが、もし洗った後もヌメリが完全に取り切れていなかったら、そのヌメリに洗剤が付着している可能性があります。
犬が洗剤を飲んでしまうと、中毒症状を起こしてしまいます。危ないので使用を出来る限り避けたほうがいいのかもしれません。
また、人間用の食器洗剤は中性なのですが、中性の洗剤でアルカリ性の唾液を落とすことは難しいです。
オススメの食器洗浄グッズ
人間用の洗剤じゃ落ちないってじゃあ何を使えばいいの!と思うでしょう。
オススメの洗剤などを紹介していきます。
トレシー ワンコ用食器洗いクリーニングクロス
トレシー ワンコ用食器洗いクリーニングクロス (13×19cm, MrMACピンクPA83)
こちらは東レさんの商品です。
眼鏡拭きなどに使われる超極細繊維「トレシーZ」に特殊加工したものです。
普通、食器はスポンジなどで洗うと思いますがこちらの商品は布です。
なんと洗剤なしで水のみで洗うだけでラクラク汚れが落とせるのです!!
下の写真の様な超極細繊維でピカピカに汚れを落とすことができます。
また、この布に薬品処理は一切行っていないのでわんちゃんにも安全です。
わんにゃん 食器の洗剤
え?洗剤は危ないからやめた方がいいんじゃないの?
と思ったかもしれませんが、こちらの商品は人間用台所洗剤に含まれる石油系成分を一切使ってません。
成分はパーム油、クエン酸、ハーブなどで、植物由来の成分しか使用していません。
ですので、もし洗い残しがあってペットが舐めてしまっても健康面に問題はありません。
天然三六五 猫専用食器洗剤 サラピカ
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合成保存料、合成香料、合成着色料などを一切使用していない、自然界のバクテリアに99.9%以上分解される洗剤です。
精油が除菌成分として使われることが多いですが、口に入れると猫には健康面で被害があるため、すべて取り除かれ、代わりにシルバーコロイドという除菌成分を使用しています。
簡単に出来るヌメリ対策
便利グッズを使うのもいいけど、もっと簡単に対策できないのかなという方にいくつか効果がある方法を紹介していきます。
洗う前に乾拭きする
バイオフィルムというのは膜なので、それを破壊してしまえばよいのです。
スポンジで洗う前に、タオルなどで乾拭きすることで膜を壊すことが出来ます。
一度乾拭きして、その後にいつも通り洗うだけでいつもより洗うのがグンと楽になると思います。
食後なるべくすぐに洗う
バイオフィルムが形成される前に洗ってしまえばそもそもあまりヌメリがないです。
バイオフィルムは時間の経過とともに作られていくので食後、時間を空けずに洗うことは効果があるといえます。
メラミンスポンジを使う
メラミンスポンジは水回りの掃除などにも使われますよね。
メラミンスポンジは摩擦で汚れを落とすので食器にこびりついたバイオフィルムも削り落とすことが出来ます。
ただ、漆器やアクリル製のお皿などには使用できないので注意しましょう。
このように、便利グッズを使わなくても汚れを落とす方法はありますが、手間と清潔さを考えるとやはりグッズを使うことをおすすめします。
まとめ
あのヌメリがまさか、細菌の集まりだとは思わなかったですよね💦
今までは、何度も洗っても落ちない時は
「完全には落ちてないけどこれくらいならまあいいかな」
などと考えていましたが、菌はきちんと落としたいので、これからは便利グッズを使ってしっかりとお皿を清潔に保ちたいと思います♪


これからはもっとしっかりとるようにしなきゃ。