スコティッシュフォールドの病気は遺伝!?遺伝子検査Pontely

猫の遺伝性疾患か…。

どうしたの博士…
遺伝性疾患?って、生まれつきの病気ってこと?

そうじゃ。生活や環境によってではなく、遺伝的にかかってしまう病気のことじゃ。

それがどうしたの?

かおりちゃん、何も知らないのかにゃ!
ブリーダーが利益を求めて、原因遺伝子を持つにゃんこたちを繁殖に使ってしまうことや、飼い主側が少し変わった、例えば「たれ耳」のスコティッシュフォールドなんかを欲しがることによって、近年にゃんこの遺伝性疾患はすごく増加しているにゃ。

うう、、ねこたまごめん。
悪質なブリーダーがいることは何となく知っていたけど、遺伝性疾患の猫を増やす原因になってるなんて…。

でも、飼い主側が、「たれ耳」のスコティッシュフォールドとかを選ぶのが原因なのはどうして?

可愛いし、選んじゃうのも分かる気がするんだけど…。

可愛いのはもっともにゃんだけれど…。

スコティッシュフォールドの「たれ耳」は実は奇形なんだにゃ。
それで原因遺伝子を持っているから、遺伝性疾患を持って生まれてくる可能性が高いんだにゃ。

「たれ耳」のスコティッシュフォールドを好む人が増える
⇒需要が上がる⇒奇形のスコティッシュフォールドがより多く増殖させられる遺伝性疾患の猫が増えて、苦しむことに繋がってしまう!!
ハアハア… つ、つい熱弁してしまった…。

まあとにかくこういうことにゃ。

そうなんだ…。私、猫が好きなくせに何も知らなかったよ…。
せっかく生まれてきた猫でも、病気にかかって苦しむ可能性が大きいってことだよね。

そうじゃよ。
スコティッシュフォールドに限らず、血統付き猫全般にも言えることでもあるんじゃ。
ペット商売の闇じゃのう。

しかし、こうした市場は一度大きくなってしまうと変えることはなかなか難しい。
だから、あとはペットの飼い手側が「ペットのため」に対策をしていくしかないんじゃ。

対策…。どうしたら良いの?

うむ。最近ワシが有効ではないかと思っているのは「Pontelyの猫 遺伝子検査」じゃ。

にゃ!?検査!?嫌にゃ!!無理にゃ!!
注射や薬は嫌にゃーー!!!!!!!!

いやいや、ねこたま、落ち着くんじゃ。検査といってもそういうものではないんじゃ。
「猫の遺伝子検査」について簡単にまとめた下の記事を読むんじゃ。

にゃーーーーー
さて、改めて「猫の遺伝子検査」をご説明していきます。
「猫の遺伝子検査」とは、猫ちゃんの遺伝子を調べることにより、遺伝的にどの病気になりやすいかを明らかにすることが出来るものです。
人間にも、遺伝があるように、猫にも親猫やそのもっと前の祖先猫のDNAが反映されています。
その遺伝情報を検査することにより、発症する可能性のある病気などが明らかになるため、事前に心構えをし、対策を打てるという大きなメリットがあります。
もちろん、遺伝性の病気を持つ猫ちゃんを販売する悪質なブリーダーがいることで遺伝性疾患を持つ猫ちゃんが増えてしまっているので、ブリーダーさんがそういった増殖をしないよう、徹底するべきなのですが…。
ペット市場をすぐに変えていくのは難しいため、まずは、飼い主さんが愛猫ちゃんを守ってあげられるようにするためには、個人的に遺伝子検査をすることが大切であると考えられます。
 
 

猫の遺伝性疾患って?

 

 では、猫の遺伝性の病気とは、どのようなものがあるのでしょうか。

猫の遺伝性疾患では主に、これらが多くみられます。

多発性囊胞腎症たはつせいのうほうじんしょう

 腎臓に多数の嚢胞が作られ、それらにより腎実質が圧迫を受け線維化し、腎不全になってしまう病気です。

骨軟骨異形成症こつなんこつい

脚や腕の関節に、骨瘤という硬い瘤のようなものができ、関節炎を引き起こすものです。
骨瘤が見られなくても徐々に関節の動きに支障が出てくることがあります。

進行性網膜萎縮症しんこうせい もうまくいしゅくしょう

眼中の網膜が変性し委縮することによって視力低下が引き起こされ、次第に失明にまで至る病気です。

肥大型心筋症ひだいがたしんきんしょう

心臓の左心室が肥大してしまうことにより、心不全になる病気です。肺に水がたまり、呼吸が難しくなったり、血栓により脚がマヒしてしまうこともあり、死亡率が高まることもあります。

ピルビン酸キナーゼ欠損症

酵素である「ピルビン酸キナーゼ」が不足し、赤血球が破壊されるために貧血が起こる病気です。この貧血は、生後数か月で発症することが多く、発症した猫は、およそ4歳ほどで死に至ると考えられています。

遺伝性の病気にかかりやすい猫たち

特にこれらの病気は、以下の人気の猫たちに多く見られます。

  • スコティッシュフォールド
  • アメリカンショートヘア
  • マンチカン
  • ブリティッシュショートヘア
  • ラグドール
  • メインクーン
  • ベンガル
  • ノルウェージャンフォレストキャット 

Pontelyの猫遺伝子検査

 
猫の遺伝性疾患について、理解いただけたでしょうか。

Pontelyの猫遺伝子検査では、猫の種類や、血統により気を付けなければいけない遺伝性疾患の有無を把握し、定期診断や日ごろの観察に気を配ることで、病気の前兆にすぐに気づくことができるようになります。

発症を止めたり、予防する策は残念ながらありませんが、「遺伝子検査」を受けることにより、できる限りの対策は立てることができるようになります。

では、そんなPontelyの検査方法や回数、検査項目、検査料をどのようなものなのか、なぜ、Pontelyがおススメなのかを見ていきましょう。

Pontelyの検査方法は?


検査方法は、飼い主さん自身が、検査キットを使って猫ちゃんの口腔内粘膜を採取するのみとなります。
猫の機嫌を窺って調子の良さそうな時に、頬の裏側を軽くこすって、ちょちょっと、採ってしまうだけでオッケーなので、健康診断などよりもかなりお手軽ですね。

確かにこれならまだいいにゃ。

遺伝子検査の回数は?

採取する回数は、一回でOK!
追加で検査をする際でも、再度採取は必要ないため、猫ちゃんや飼い主さんの負担も軽くなりますね。

遺伝子検査の検査項目は?

猫種ごとに、遺伝子性疾患は異なります。
Pontelyのサイト上にて猫種を検索すると、その猫種に合わせたおすすめの検査項目を知ることができます。

検査項目は獣医の判断に基づいて作成されていて安心ができます。

Pontelyの検査費用は?

気になる費用については、こちらの表の通りとなります。

猫種ごとにおすすめの
3つの遺伝子疾患を検査

猫種ごとにおすすめの
2つの遺伝子疾患を検査

猫種ごとにおすすめの
1つの遺伝子疾患を検査

14,000円(税別) 9,800円(税別) 5,000円(税別)

サイトで猫の検査料金欄から猫種を検索して、おすすめの検査項目を確認しましょう。

Pontelyはどうやって検査しているの?

国内の専門機関で解析されています。
厳密かつ適正な遺伝子解析が行われているようなので、安心して任せて良いといえるでしょう。

遺伝子疾患の結果はどうやって分かるの?

結果までの期間は、業界最短約2週間となっています。

通常は、一か月近くかかってしまう業者が多いですが、Pontelyはキットが到着してからわずか二週間で結果を提供してくれます。

結果は、webに届き、検査レポートを見ることができます。
会員制のページで保存しいつでも確認できるため、失くしてしまいがちな紙媒体より便利で安心ですね。 

気になった方は、こちらからチェックしてみてください。

 まとめ

 
 今回は、猫の遺伝子疾患と、Pontelyの遺伝子検査についてお伝えしました。

どんな猫ちゃんにも遺伝子性疾患の恐れはありますが、特に血統猫ちゃんの場合は、その可能性が高くなっているため、一度、猫の遺伝子検査を行ってみることをおすすめします。

なるほど、飼い主さんの心がけが大切っていうことだね。

そうじゃ。責任をもって猫の面倒を見る覚悟が必要じゃの。

皆さんが、大好きな猫ちゃんと共に健康に過ごせることを願っています。
 

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