

今日は一日中デスクワークだったから肩が凝ったよ。

マッサージ行きたいですよね。

チョコって肩凝ったりするの??

僕だって毎日忙しんだからっ!

もくじ
犬のマッサージの効果
犬にマッサージ?!と思う方も多いと思います。
ですが、犬のマッサージにはたくさんの効果が期待できます。
マッサージといっても力を要するものでもなく、時間も10~15分ほどで十分です。
とても手軽にできるので是非やってみてください。
では具体的にどのような効果が得られるのか説明していきます。
- 病気の早期発見
- 血流促進
- 関節炎など体の痛みの軽減
- 便秘解消
- リラックス効果
- しつけ
こんなにもたくさんの効果を得ることができるなんて驚きですよね。
病気の早期発見
ペットは喋ることができないので、癌などの病気にかかってもなかなか気づいてもらえません。
目で見てわかるほどに腫瘍が大きくなってから発見しても手遅れになってしまうかもしれません。
ですが、日々のマッサージをしていると、触ったときにしこりに気づきやすいです。
他にも傷ができていたり、フケの量が増えていたり、抜け毛が増えたり、体に異常があったときにマッサージを習慣化していると早期発見につながります。
血流促進
犬も人間と同じで、血流を介して筋肉や体、肝臓などに酸素や栄養を運搬します。
そのため血流がよくなることで、筋力がアップしたり免疫力が上がるなどの嬉しいメリットがあります。
また、運動後には疲労物質である乳酸が体に溜まりますが、血流を促進させることによって乳酸が流されて疲労回復が早くなります。
関節炎など体の痛みの軽減
マッサージによって体がほぐされると、筋肉の硬直が緩んだりして体の痛みが改善されます。
また、シニア犬は運動量が減って、じっとしている時間が多いため、関節が硬直しがちです。
マッサージで血流をよくすることによって関節の硬直もほぐれて関節炎の改善になります。
便秘解消
人間も便秘に効く腸マッサージなどがありますよね。
後でやり方を詳しく説明しますが、便秘に効くツボを刺激してあげることで便秘解消の効果が期待できます。
愛犬のお通じが悪いと感じるときは便秘解消のマッサージを取り入れてあげましょう。
リラックス効果
マッサージしてもらってるんだから当たり前じゃん。と思うかもしれませんが、これは犬側だけでなく、飼い主側にもリラックス効果があるということなんです。
人間が動物と触れ合うと、血圧、脈拍が落ち着いたり、唾液中のストレスホルモンが減少するなどの効果が得られるという実験結果がありますが、これはマッサージをすることでも得られる効果だと言えるでしょう。
また、もちろん犬側もマッサージされることでエンドルフィンというストレスを軽減させるホルモンが分泌されることが分かっています。
犬も人間もリラックスできるので一石二鳥ですね♪
しつけ
犬にマッサージをすることはしつけにもつながるんです。
犬は体を満遍なく触られることを嫌がります。それを許すのはリーダーに対してだそうです。
ですので、マッサージで満遍なく全身を触る機会を増やすことで、わんちゃんの頭の中で自然に「飼い主=リーダー」という認識が作られるそうです。
また、マッサージをご褒美にして訓練をすることもできます。
お菓子をあげるより健康にもいいですし一石二鳥ですね!
犬のマッサージの注意点
そんなにたくさんの効果があるならやってみよう!と思った方も多いでしょう。
ただ、人間と同じ方法でいいでしょ?などと安易に考えて適当にしないでください。
犬のマッサージには犬のマッサージのやり方があります。
まずは犬が嫌な思いをしないで済むように注意点を紹介します。
- 爪を切る、指輪を外す
- 手を温め、保湿する
- 食事の前後は控える
- 力はあまり入れない
- ケガや病気の時はむやみにやらない
爪を切る、指輪は外す
特に女性に多いですが、気を付けていても肉に食い込んで痛い思いをすることがあります。
マッサージの前には爪が伸びていないか、指輪など装飾品はつけっぱなしではないかなどしっかりチェックしましょう。
手を温め、保湿する
私たちも、冷たい手で急に触られたらびっくりしますし、冷たい手でマッサージされても気持ちいいとは感じられませんよね。
それと同じで犬も毛に覆われているとはいえ冷たい手でマッサージされるのは嫌がります。特に冷え性の方はしっかりと手を温めてからマッサージしてあげましょう。
また、保湿をすることも忘れないでください。乾燥した手でマッサージを行うと静電気が起こりやすくなります。
わんちゃんもびっくりしてしまうので保湿してからマッサージしてあげましょう。
食事の直後は避ける
食事直後は消化のために血液が消化器官に集まります。
食後にマッサージしてしまうと、全身に血液が渡ってしまい消化が悪くなります。
また、お腹のマッサージをするのに、お腹がいっぱいの状態だと嘔吐してしまうかもしれません。
力はあまり入れない
人間の強い力でマッサージすると痛いだけです。
犬のマッサージの目当てはあくまで筋肉の緊張を緩めるものなので、なでるのより少し強い力くらいで十分です。
ケガや病気の時はむやみにやらない
マッサージはケガの治療にもなりますが、素人がむやみにやると悪化させてしまうかもしれないので、治療目的でのマッサージはプロにお任せしましょう。
また、癌の時も避けたほうがいいです。癌は血液やリンパ液によって全身に広がるのでマッサージで血液やリンパ液の巡りを良くしてしまうと、癌が全身に広がるリスクを高めてしまいます。
犬のマッサージの方法
老廃物を流すように全身をなでる
鼻からしっぽまで手のひら全体で包み込むように全身をなでます。
また、背骨は全身を動かすのに大きな役割を果たしています。つまり最もよく使っていて疲労がたまっているということなので、首から背筋に沿って腰辺りまで優しくなでてあげましょう。指を立ててなぞるのも気持ちよさそうにします。
また、背中はところどころ満遍なく皮をつまむようにするのも喜びます。
鼻先から耳に向かって
鼻先を両手で包み込み、眼や、こめかみの方に向かって手を滑らせていきます。
その後、耳まで到達したら、耳の根元から先端に向かって外側にかる~~く広げるように引っ張ります。
お腹
お腹は円を描くようにくるくるとさすってあげましょう。
腸の動きが活発になるので便秘解消の効果が見込めます。
お尻や太ももから尾にかけて
お尻や太ももは日常で使用頻度が高いので、マッサージされるととても喜びます。
指でくるくるさすったり、関節を屈伸させたり、もみほぐしてあげましょう。
肉球もぷにぷに指圧してあげると血の巡りがよくなり、代謝が上がります。
尾は根元から先にかけて手で包み込むようにしてあげると良いでしょう。
ですが、本能的に尾を触られるのを嫌がるわんちゃんも多いので嫌がる場合は無理強いしないであげましょう。
まとめ


やってやってー!



博士のけちーー!