やめてぇぇぇ!!
ねこたまいっつも爪切りになると暴れすぎ!
やだーきりたくなーーい
かおりちゃん、ちょっとしたコツで猫は簡単におとなしくなるんじゃよ。
みなさまはご自宅の猫ちゃんの爪切り、ちゃんとできてますか?
嫌がるから猫ちゃんがかわいそうになってしまう。
だけどそのまま爪を伸ばしていたら、外出中にあらゆるところで爪とぎしていて帰宅したときには家がボロボロ、なんてことはありませんか?
私は以前飼っている猫に、自分へのご褒美として購入したばかりのカゴバックを壊されていた時、しばらく立ち直れませんでした(笑)
もくじ
猫の爪は切る必要がある?
野生の猫は、木やダンボールでの爪とぎのみしかしません。
「だったら爪切りしなくても良いんじゃない?」
「嫌がって暴れるからあまりしたくない…」
確かに爪のケアが嫌いなねこちゃんは多いので、手間がかかるしあまりしたくないって人も多いと思います。
しかし爪切りは大事なんです。
理由は
- 爪が鋭くなるのを防ぐため
- 巻き爪を防ぐため
の2つです。
爪が鋭くなるのを防ぐため
そもそも猫ちゃんの爪は人間とは違い、何層にも重なっているのです。
爪とぎによって表面の古い層をはがすことで中のとがった爪が出てきます。
おうちで猫ちゃんを飼っていらっしゃる方でしたら 爪の抜け殻のようなものご覧になったことはございませんか?
アレが古い爪の層なんです!!
外で暮らす猫ちゃんであれば、獲物をとったり、木に上ったり、走りやすくなったりするのでとがった爪は必須です。
しかしおうちで暮らす猫ちゃんは、
獲物もとりませんし、キャットタワーでもなければ爪をかけて高いところに登ることはあまりありません。
壁に登ったりされると見ているこっちがひやひやしてしまいます。 家具やバッグなど様々なところで爪とぎしてしまうというだけでなく、尖った爪は猫ちゃんと遊んでいるとき、わたしたちの怪我にもつながります。
またペットを数匹飼ってらっしゃる方でしたらペット同士のけが防止にもなります。
巻き爪になるのを防ぐため
歳を取った猫ちゃんは特に、爪とぎを面倒くさがり、自分で爪を研がなくなってきます。
すると爪が剥けずに巻き爪となり、肉球に刺さってしまったり、歩き方に癖がついてしまいます。
歳を取った猫ちゃんほど入念な爪切りが重要になります。
私たちも巻き爪になった時、歩くと信じられないくらい痛くて、涙が出そうになりますよね。
猫ちゃんも痛いのはおんなじです。 大切な猫ちゃんのためにも忘れずにきってあげましょう♪
猫の爪切りをする時のポイント
「爪を切るときに血管を切ってしまいそう」
「どこまで切っていいのかわからないよ」
と不安になられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
一般的に目安として爪を切る長さは、
血管でピンクになっているところから1、2ミリの部分といわれています。
しばらく切らなくても大丈夫なようにと深爪をしてしまうと、猫ちゃんに痛い思いをさせてしまい、次の爪切りが怖くなってしまいます。
猫の爪切りはどれくらいの頻度?
おうちで飼っている猫ちゃんの爪を切ることの大切さはおわかりいただけたでしょうか。
ではどのくらいの頻度で 爪切りが必要になるのでしょうか
基本的に爪切りの頻度は、月に一度といわれています。
しかし、爪切りは人間にも言えることですが、伸びてきたなと思ったら切るよのであって、あまり定期的に切るものではありません。ましてや普段見ることがない猫ちゃんの爪にそこまで注意を払えませんよね。
なのでついつい切るのを忘れてしまい伸ばしすぎちゃったりします。
そこで私は“爪切りday” を勝手につくって忘れないようにしています。 毎月22日(にゃんにゃんの日)は爪切りの日というようにするのがお勧めです。
猫に爪切りに慣れてもらう方法
大事なのは 【タイミング】です。
猫ちゃんがリラックスしているときがチャンス!
全体をなでながら1,2本ずつ切ります。
切るときは素早く切ってあげましょう。猫ちゃんに爪を切られていることを意識させないのが大切です。
この時爪切り担当となでなで担当がいるとスムーズかもしれませんね!
気を付けていただきたいのが、猫ちゃんの爪がしっかり見えるようにと手を強く握らないことです。
猫ちゃんは手足を強く触られることを嫌います。 嫌がるそぶりを感じたらすぐに休止することも大切です。
そして、もう一つの注意点が、 猫ちゃんが何かに集中しているときは、基本爪切り禁止です。
「なんで!?」「ちょうどいいタイミングじゃないの!」
と思うかもしれません。
例えば、食事や熟睡などをしているときに爪切りをしたとしましょう。
すると、「食事をしていると爪を切られる」と結びつけてしまい、食事をする際警戒してしまいます。
ボーっとしているときにそっと抱き上げて一瞬で切るというのが最善の方法です。
しかし、それも難しい。というとき
慣れてもらうために、猫ちゃんが リラックスしているときに、普段から優しく撫でたり握ってみたりしましょう。
慣れてきたら、肉球を押して爪を出し、爪を触り、よく観察してみたりしましょう。
そうすることで、足を触られたり爪を見られたりすることに慣れ、健康管理においても良い習慣になります!
まとめ
猫ちゃんの気持ちになって猫ちゃんのリラックス環境や過ごしやすさを重視し、
嫌がるときは無理やり切ろうとせず、動物病院などプロに切っていただいて怖くないということを知ってもらうのもいいかもしれませんね♪
お腹いっぱいでうとうとしてきちゃったにゃ。
もしかして…爪が切られてる?!
きっと今の数倍楽になるぞ