【猫のお腹の毛がない⁉】抜けるまで舐め続ける猫は病気?

え、待って待ってwwwねこたまおなか禿げてるよww

そこは触れないでにゃー!

自分で舐めて禿げてるじゃんw何してるのww

おなかの奥が変な感じして、治らないから舐めちゃうんだにゃ

おいおいかおり~。またねこたまをいじめていたのかい?
かわいそうにこっちおいでねこたま。
かおりには猫がお腹を舐める理由を教えてあげるよ。

遊んでたの!!ねっ?ねこたま
どんな理由があるの?気になる~!

左様でございますにゃ

今回は、飼い猫ちゃんが自分の身体を舐めすぎたことにより、その部分が禿げてしまった時の原因と対処法をご紹介していきます。

まず、禿げてしまった理由は、猫ちゃんが執拗に舐めてしまったためですが、猫ちゃんが禿げてしまうまで舐め続けてしまっていることには、以下の原因が考えられます。

原因と、それへの対処法を一つずつ見ていきましょう。

皮膚、内臓等の病気が原因の場合の対処法

目をつむる貫禄ある猫の目ヤニ

まず原因として疑うべきなのが、皮膚や内臓の病気です。

皮膚炎になってしまっている場合、その部分が気になって、舐めたり掻いたりしてしまうのです。

また、皮膚病などの外部の病気だけでなく、膀胱炎や腎臓病などの内臓の病気の場合も、患部が気になって外側から舐めてしまうことが考えられるようです。

さらに、舐めている部位とは関係ないところが気になる場合でも、気を紛らわすために舐めてしまったりすることがあります。
こういった、気を紛らわすための行動を、「葛藤行動」といい、猫ちゃんにとってストレスになっていることがある際に、この「葛藤行動」を起こしてしまうそうです。

別症状として
①どこかを痛そうにして歩いている
②ぐったりしている
③ごはんや水を摂取しない
④排せつがいつもと違う

等の症状があるような、猫ちゃんの様子がおかしな場合には、病気の可能性が高いので、早急に動物病院へ連れていきましょう。

退屈が原因の場合の対処法

クチクサあくびする猫

 

上記で、病気が原因の際にそれがストレスとなり、「葛藤行動」として舐め続けてしまうということをお伝えしましたが、猫ちゃんにとって退屈であるということも、「葛藤行動」を起こしてしまう原因であるといえるようです。

 

人間でいうと、大きな問題を抱えていてどうしよう!となっているときは、そのストレスで頭をグシャグシャと掻いてしまうし、逆にすることがなくて時間が過ぎるのを待っているときも、貧乏ゆすりをしてしまったりしますよね。

猫ちゃんにとっても、それと同じ原理だと考えられるのです。

誰もいない部屋で長い間お留守番していたり、何も遊ぶものがない場合などに、猫ちゃんは退屈を感じて無造作にペロペロとお腹を舐め続けてしまったりするのです。

家に二匹以上猫ちゃんがいる場合、猫同士で遊ぶことができますが、それでも退屈を感じてしまうことがあるそうです。

そこで猫を退屈させないための対処法を2つご紹介します。

 

1.猫を退屈させないための対処法【おもちゃで遊ばせる】

仕事などで、家に猫ちゃん一匹にしてしまうときは、人がいなくても遊べるようなおもちゃをあげることが有効的です。

特に、少し頭を使うおもちゃの場合、猫ちゃんはより退屈しません。

箱やボールにじゃれて、動かしたり転がしたりするとおやつが出てくるものなどは、猫ちゃんが熱中して遊べておすすめです。

 

     

 

2.猫を退屈させないための対処法【飼い主とのふれあい】

 

猫ちゃんは、自由気ままで、飼い主には甘えない!なんてクールなイメージを持たれがちですが、やっぱり、母親的存在である飼い主さんには構ってもらえると嬉しいようです。

ほかの猫たちやおもちゃで遊ばせるだけでなく、飼い主さんと猫ちゃんとの一対一のふれあいの時間も大切にしましょう。

言葉は通じないけれど、飼い主さんに話しかけられたりすることで愛情がしっかりと伝わり、信頼度を高めてくれます。

不安にさせることは次のストレスにも繋がります。裏をかけば愛情たっぷりに接していれば、ストレスの減退にもなります。

たくさん可愛がってあげましょう!

ストレスが原因の場合の対処法

トイレにすわる猫

上記でも述べているように、猫ちゃんにストレスがかかると、「葛藤行動」として自分の身体を舐める行為をするようになります。

そして、ストレスの原因は、退屈や病気だけではなく、以下の三つの事柄などもストレスにつながる可能性があるのです。

ストレスからくる「葛藤行動」は、重症化する「常同障害」という病気にも繋がるため、注意が必要です。

では、猫ちゃんにとってのストレスと対策を一つずつ見ていきましょう。

 

1.新居への引っ越し

新しいおうちに引っ越すことは、猫ちゃんにとって、とてもストレスがかかります。

猫ちゃんは、引っ越しで見知らぬ風景かつ慣れないにおいの家になることでストレスがたまります。
対策としては、引っ越しの際に、猫ちゃんのにおいのついたおもちゃ・クッション・家具などを出来る限り持っていくことだと考えられます。

 

2.猫の出産

人間と同じように、猫にとっての出産もストレスになると考えられています。

対策をとるのもなかなか難しいですが、猫ちゃんに負担をかけないような環境づくりを心がけましょう。

 

3.新しい動物の入居

先住猫にとって、飼い主が多頭飼いをすることを決め、「新しい猫が突然同じ家で暮らし始める」ということもストレスにつながります。

対策としては、新たに猫ちゃんを受け入れることが決まったら、突然対面させるのではなく、はじめは新しい猫ちゃんを大きめのケージに入れたり、違う部屋で過ごさせたりし、徐々に慣れさせるようにしていくと良いでしょう。

相性が合うかどうかは、猫ちゃんにより異なるため一概には言えませんが、新しい猫ちゃんを飼う場合には先住猫ちゃんへの気遣いを欠かさないようにしまょう。

おわりに

猫の肩の凝りを撫でほぐす

猫ちゃんの毛づくろいは、日常的にみられるものですが、行き過ぎるものはストレスが原因であり、身体の一部が禿げてしまうこともある、ということが分かりました。

忙しい中でも、猫ちゃんの毎日の様子はこまめに気にかけてあげるようにしましょう!

ねこたまの場合は病気か引っ越しストレスかって感じかな?
病気だったら危ないから早く病院に連れて行ったほうがいいね!

ねこたま~!笑ってごめんね!ちゃんとねこたまのこと知らないとな。
よし!病院いこっか!

分かってくれてよかったにゃ!
怖いけど頑張るにゃ…
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