【猫が涙を流す理由】病気のサインかも?原因や対処法を紹介

あれ?ねこたまもしかして泣いてる?
どうしたの??

猫が泣くことってあるの?

悲しくないけど涙が出るにゃ~~

おっと?
それは注意が必要かもしれんぞ。
猫が涙を流しているときの原因について今日は説明しよう。

猫ちゃんが悲しかったり、感動したり、辛かったり、感情で涙を流すということはありません!

生理現象です。

猫ちゃんが涙を流すことは基本無く、異常事態で、危険のサインかもしれないんです。

では具体的にどんな危険が潜んでいるのか見ていきましょう!

ご飯を食べる

ご飯を食べながら涙が出る理由

ご飯を食べているときのみであればそこまで問題はありませんが、涙を流すということは普通ではありません。

どうして涙を流すのか知っておきましょう!

鼻と目をつなぐ管が詰まっている

正常な場合、涙が多く分泌されると鼻と目をつなぐ管を通って鼻のほうへ行きます。

しかし、ここが詰まっていると鼻のほうへ涙が行かないので、目から排出されるのです。

ご飯を食べているとき特にここが詰まりやすくなるそうです。

病気ではありませんが心配であれば病院で診てもらうと1日でつまりを取り除いてもらえます。

上あごの歯が悪くなっている

上顎の歯が悪くなっていると、キャットフードをかんだ際に近くの目の神経への刺激となり、涙が出るそうです。

特に年を取った猫ちゃんであると歯が弱っているので、このようなこともあるみたいです。

このような場合病気ではありませんが歯の健康のためにも病院で診てもらうことをお勧めします!

病気の子猫

涙に色がついている?!原因と対処法について

猫の涙の色を一度確認してみてください。

茶色い涙や赤い涙など色のある涙を流しているときは病気の可能性があるので病院に行った方が良いです。

結膜炎

まぶたの内側や、白目の部分が赤くなる病気です。茶色い涙を流す特徴があります。

怪我による結膜炎と、ウィルス性の結膜炎があります。

ウィルス性の方ですと、体力の回復により一旦症状が落ち着くこともありますが、

免疫力が落ちた時に、再び同じ症状が現れたりします。

自然には治らず、茶色い涙を流していたらウィルスを完全に取り除く必要があるので、必ず病院に行きましょう。

目のケガ

目に傷があった場合も涙を流します。

一見分かりにくい目の傷ですが、涙の色が赤に近かったら、傷がある可能性があります

原因としては、猫同士のケンカ、もしくは何かに目をぶつけた、自分でひっかいてしまった、などが考えられます。

細菌感染を引き起こす可能性があるので、その前に病院で処置してもらいましょう。

流涙症

この病気になると、涙が止まらなくなりどんどん溢れてきます!

こうなると目の周りは常に涙でグッショリ、次第に目の周りが赤茶色に変色していきます

涙やけとも呼ばれており、見てすぐにわかります。

命の危険はありませんが、放っておくとまぶたの炎症につながります

また、皮膚病に発展することもあるので注意が必要です。

悪化させないように、気が付いたらすぐに病院に連れて行ってあげてください!

片目

涙がでるのはどんな病気?

気管支炎

管支炎は、気管や気管支に炎症が起こることで、咳などの症状が現れる病気です。

猫ウイルス性呼吸器感染症などのウイルスやマイコプラズマなどの感染がおもな原因となります。

症状としては咳が主ですが、涙を流すことはもちろん発熱や食欲減退、目やに、くしゃみなどの症状があります。

猫の咳は吐くときの様子と似ていますが食欲の様子などよく観察して気づいてあげられるように心がけましょう!

角膜炎

角膜炎は、ほこりなどによる角膜への物理的刺激や、ウイルス、真菌、細菌などの感染が原因となって、角膜(目の表面を覆っている透明の膜)に炎症が起こる病気です。放置すると、視力の低下や失明を招く恐れがあります。

角膜炎になると、目をかゆがる、痛がる、涙を流す、目やにが出る、光をまぶしがる、まぶたが痙攣(けいれん)するといった症状が見られます。

目やにや目の周りの汚れといった異常があったらすぐに病院へ行きましょう。

ワクチン接種で防ぐこともできる病気なので定期的な予防接種が大切です

 

網膜変性症

網膜変性症とは、目の奥にある網膜(色や明暗、視覚情報を識別する役割をもつ)と呼ばれる部分が、遺伝性あるいは後天性に変性するため、視覚に障害が生じる病気です。症状が進行すると徐々に視力が障害され、失明に至る場合があります。

末期になるまで、ほとんど気づかれないことが多いです。

遺伝性の進行性網膜萎縮症は、進行を抑えることはできず、治療法もありません。

ほかの目の病気から二次的に網膜の変性が引き起こされることもあります。

網膜が進行性に萎縮し、数カ月ごろから視覚障害の症状が見られるようになり、2歳から4歳ごろには完全に失明してしまいます。

予防としては、普段から栄養バランスの良い食事を心がけ、良質なキャットフードを与えるようにしましょう。

さみしそうな子猫

まとめ

猫ちゃんが病気にならないように、

  • 体調の変化に気づいてあげる
  • 予防接種
  • 定期的な検診
  • 猫ちゃんが生活する区域の清潔を保つ
  • 良質なごはん

これらを気を付けて、猫ちゃんを泣かせないように守ってあげましょう!

 

猫が涙を流すのって病気のサインかもしれないんだね。
それじゃあ急いでねこたまを病院に連れて行かなきゃ!!

かおりちゃん…ごめんなさい。
ねこたまかおりちゃんにかまってほしくて泣いてる振りしただけなの。

そうだったの?!
確かにテストの勉強で最近ねこたまと遊んでなかったかも…!
ごめんね、ねこたまぁ。

なんだよ二人とも、人騒がせだなあ!(笑)

まあ、病気じゃないならいいじゃないか。
とにかく、猫が涙を流してるのは危険なサインなんだ。
ちゃんと飼い主が注意してみてあげるんじゃぞ。
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