【図鑑】メインクーン

メインクーンは、穏やかで賢い性格の猫です。
落ち着きがあるため、活発な小さな子供がいるお家でも飼うことができますし、既にお家で飼っている猫ちゃんとも上手にやっていけることが多いです。
また、学習能力があり、人間の言葉を理解することができると考えられているため、しつけもしやすいといえるでしょう。
しかし、どちらのメリットもそこに付け込んでしまうと悪い方向へ転じてしまうことがあります。
我慢をしすぎると怒ってしまうし、賢いために人間が嫌がる行為をわざとしたりしてしまうのです。
このように、困ったことにならないためには猫ちゃんをしっかりと気遣ってあげることが大切です。

肥大型心筋症：心臓の筋肉が分厚くなり、体に十分な血液を送り込むことができなくなってしまう病気です。

多発性のう胞腎：腎臓にのう胞が発生してしまう病気です。放っておくと、のう胞の数が増大していき、腎臓の組織やその働きを阻害していきます。症状はなかなか現れず、検診の際の超音波検査でたまたま早期発見されることがあります。それ以外だと、猫ちゃんが腎不全になってしまってから気づくというケースが多いようです。定期的な検診を怠らないようにしましょう。

メインクーンの起源には諸説あり、その中の一つに、マリー・アントワネットがフランス革命で処刑される前に逃亡を試みて、船に愛用品やアントワネットの飼っていたターキッシュアンゴラを乗せたため、その猫が他種の猫と子孫を残しメインクーンが生まれたという面白いお話もあります。