【図鑑】ロシアンブルー

ロシアンブルー

ロシアンブルー

毛種 :短毛種

体形:フォーリンタイプ

体長 :30~40cm

体重 :3~5kg

寿命 :平均約11~13歳

価格 :およそ10~15万円

特徴

ロシアンブルーはくさび型の小さな頭にエメラルドグリーンの大きな目、先がとがった耳は離れてピンと立っています。頭をすっと持ち上げたような首の姿勢ではコブラ・ヘッドとも呼ばれています。
小さな顔に切れ上がった口元は微笑んでいるようにも見えることから、彼らの顔立ちは「ロシアン・スマイル」と呼ばれます。
被毛は短毛のダブルコートで、細く滑らかな毛に覆われています。
しっぽは長く、手足は引き締まっており、細い体に無駄のない筋肉をまとった、中型のフォーリンタイプです。

性格

飼い主に忠実で犬のような性格と評されることも多い猫種ですが、プライドが高く気まぐれで、自分が親しんだ相手がほかの猫に情をかけると猛烈に嫉妬するなど、猫らしい性格も十分です。
性格的には気難しい面があり、ベタベタしすぎても、優しさが足りなくても、良い関係を結べません。そんな猫ですから、絶対的な信頼関係を結んだ相手を独占しようとするのでしょう。

かかりやすい病気

糖尿病:猫の糖尿病の主な症状は「水を大量に飲む」「餌を食べる量が増える」「体重が減る」「頻繁に排尿をする」などがみられます。
関節疾患:運動を嫌がったり、おかしな歩き方をする、関節の腫れや変形が見られた場合は病院に連れていきましょう。
猫エイズ:猫エイズとは「猫免疫不全ウイルス」により引き起こされる疾患の総称です。主な症状は「下痢」や「リンパ節の腫れ」がみられます。
泌尿器系疾患:猫は一般的に泌尿器系の疾患にかかりやすいですが、ロシアンブルーは特に「尿結石」に注意が必要です。

豆知識

ロシアで自然発生したといわれています。一説によると、ロシアンブルーは19世紀にバイキングによって西ヨーロッパへ運ばれ、イギリスや北欧でも愛されていたとのことです。
そんなロシアンブルーですが、故郷ロシアでは、あのロシア皇帝にも寵愛されていたという説もあるのだとか!