【図鑑】ゴールデンレトリーバー

ゴールデンレトリーバー

ゴールデンレトリーバー

毛種 :長毛種

サイズ:大型犬

体長 :51~61cm

体重 :27~36kg

寿命 :11~13歳

価格 :15~30万円

特徴

優しい瞳と大きな垂れ耳がチャームポイント♡
色は大きく分けると3種類ほどで、柔らかいイメージのライトゴールドやクリーム、そして凛としたイメージのブラックが主流といえます!長毛種ですが毛は伸びにくいため、トリミングの必要はあまりないですが、柔らかい毛と太くてかたい毛の二重構造になっているため、こまめなブラッシングと月イチ程度のシャワーを心がけると良いでしょう。

性格

運動は大好きだけれど、穏やかで飼い主に従順。
見知らぬ人には吠えることもあるため、優しい一方で、頼りになるワンちゃんであるともいえます。
素直な性格のため、愛情を注いでたくさん褒めながら育ててあげましょう!

かかりやすい病気

股関節形成不全:股関節の骨同士がうまく適合せず、関節内で炎症が起こるケガです。腰が左右に揺れたりするおかしな歩き方であったり、横すわり、頭を下げて歩くことなどが症状として現れます。また、軽度の場合は症状に現れないこともあります。大型犬によく見られる症状で、遺伝的な要因が大きいですが、肥満や過度の運動などが原因で起こってしまうこともあると考えられます。いつもと違うこれらの症状が見られたら、早めに動物病院へ連れていきましょう。
眼瞼内反症:まぶたが目の内側に入り込んでしまう病気です。痛みや目ヤニが生じ、目を開けていられず涙が出てくることもあります。放置した場合、症状が悪化し失明する恐れがあります。もともとのまぶたの構造などが原因であると考えられます。
肥大性心筋症・拡張性心筋症:心臓の筋肉が分厚くなるのが肥大性心筋症で、心臓の筋肉が薄くなるのが拡張性心筋症です。どちらも心臓の動きに異常が生じる病気ですが、肥大性心筋症の発症は稀で、よく起こるのは拡張性心筋症です。原因は明らかになっていませんが、大型犬に多く見られ、血流の停滞による肺水腫、不整脈などの症状が出始めた頃には重症になっていることが多いため、定期的な健康診断をすることが大切であるといえます。

豆知識

実は、ゴールデンレトリーバーは米国の血統の入った「アメリカンタイプ」と純粋な英国の血統である「ブリティッシュタイプ」という2タイプに分かれているんです!どちらも穏やかですが、アメリカンタイプの方が好奇心旺盛であると考えられています。また、純粋な血統の「ブリティッシュタイプ」の方が貴重であるとされ、高い値段で売られているのです。